竹林亭白房

角川『短歌』2021年5月号★短歌

月刊角川『短歌』発売。佳作一首。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

☆グラスからあふれ出そうな幸福は大吟醸の表面張力
(角川『短歌』2021年5月号/「角川歌壇」第五二九回※雑詠/佳作/田中槐・大塚寅彦選)。

これはまぎれもなく実感句。ただ、大吟醸なんぞは、ここのところかなりお目にかかっていない。ふだんの飲酒はもっぱら焼酎。しかも安物。でも、これでええわという気分でございます。

もう十何年も前だかに、月一とかで散財グルメ飲み会を仲間内でやっていたなあと思い出す。あのころは、あの大吟醸、この純米酒などと、飲みたくっていたなあと思い出す。今は昔だ。

□本日落語三席。
◆笑福亭喬介「七度狐」(J:COMチャンネル『J:COM寄席』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和2(2020)年3月24日。

◆春風亭一花「花色木綿」(NHKラジオ第一『NEXT名人寄席▽ネクストメイジン』)。
東京渋谷NHK放送センターCR505スタジオ、令和3(2021)年4月13日収録(4月24日OA)。

◆柳家やなぎ「親子酒」(NHKラジオ第一『NEXT名人寄席▽ネクストメイジン』)。
東京渋谷NHK放送センターCR505スタジオ、令和3(2021)年4月13日収録(4月24日OA)。
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