竹林亭白房

一之輔「蛙茶番」★落語

□本日落語二席。
◆笑福亭竹林「まめだ」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和5(2023)年12月7日収録(第441回「NHK上方落語の会」)。

◆春風亭一之輔「蛙茶番」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
茨城県日立市民会館、令和6(2024)年1月27日収録※2月3日OA。
舞台番の建具屋の半公が惚れているのは、小間物屋のみいちゃん。ん?と思って確認すると、六代目三遊亭圓生は仕立屋のみいちゃん、十代目柳家小三治は煙草屋のみいちゃんだった。これは演者によってそれぞれなのか。ちなみに、一之輔の大師匠にあたる五代目春風亭柳朝は、やはり小間物屋のみいちゃんだったから、小間物屋は柳朝一門流なのか。

興味深いのでもうすこし調べてみると、三代目三遊亭金馬・初代金原亭馬の助・十代目桂文治・三遊亭小遊三・桂歌蔵・三遊亭駒蔵も小間物屋で、新旧とりまぜて小間物屋が圧倒的に多いようだった。でも、ん?と思ったのは、六代目圓生や小三治のような大物の口演が記憶に残っていたからだろうか。

ちなみに、柳家一琴はみいちゃんという固有名を出さずに、近所の娘さんや内儀さんとして演っていたが、これはこれでどこかからの流だろうか。それとも、一琴独自のくふうだろうか。

また、いくつか確認しているうちに、半公だけが片惚れしていることを「足袋屋の看板」(=片方だけできているの意味)というクスグリを入れない演者もたまにいた。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る