□本日落語三席。
◆柳家さん喬「そば清」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年5月21日(第671回「TBS落語研究会」)。
◆入船亭扇七「子ほめ」(NHKラジオ第一『NEXT名人寄席▽ネクストメイジン』)。
新潟県十日町市越後妻有文化ホール「段十ろう」、令和6(2024)年10月13日収録。
◆『笑点』特大号/桂宮治と愉快な仲間たち大喜利:桂宮治(司会)/立川幸朝・春風亭一之輔・三遊亭好楽・三遊亭王楽・桂三度/※座布団運び:春風亭かけ橋(BS日テレ『笑点』特大号第510回)。
深川江戸資料館小劇場、令和6(2024)年12月3日OA。
前回の509回に続いての桂宮治司会による特大号大喜利である。二本撮りなのだろうから509回と同日の舞台と思われる。
509回でのメンバー自己紹介時には言わなかったが、ここで一之輔は暴露した。この席に座るのは十五年ぶりのことだが、その際の出演時に、見ていた桂歌丸からあいつ(=一之輔)はつまらなそうにしているので降ろせということで降板させられたと。
当時、歌丸には、一之輔がそういうキャラの落語家だという認識がなかったのか、それとも認識があったうえで、あえて忌避したということか、いささか気になるところではある。
自分が、過去に若手大喜利として春風亭一之輔を目にしたのは、次の公演である。
『笑点』若手大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭愛楽・橘家文左衛門・二代目林家木久蔵・立川生志・春風亭一之輔・林家彦いち。
後楽園ホール、平成23(2011)年6月5日OA(『笑点』第2268回)。
これは若手大喜利だが、いつもの深川江戸資料館でなく、特別に後楽園ホールで行われたもののようだ。今回一之輔が「この席に座るのが十五年ぶり」と言ったことと、若干齟齬かあるから、歌丸にダメ出しされたのはこの公演ではないのかもしれない。
いずれにしても、一時期の若手大喜利によく見た顔ぶれだ。
歌丸の御眼鏡にかなっていたのは、やっぱり春風亭昇太だったということになるのだろうか。このとき司会をしていた昇太は、すでに地上波大喜利で回答者の座にはあったが、まさか自分が将来地上波大喜利の司会をやるなどとは思いもしていなかったころだろう。そして、逆に、一之輔は将来これで地上波大喜利の出演者になるなどとは思えない経験をしていたということなのか。時代の流れとはおもしろいものである。
◆柳家さん喬「そば清」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年5月21日(第671回「TBS落語研究会」)。
◆入船亭扇七「子ほめ」(NHKラジオ第一『NEXT名人寄席▽ネクストメイジン』)。
新潟県十日町市越後妻有文化ホール「段十ろう」、令和6(2024)年10月13日収録。
◆『笑点』特大号/桂宮治と愉快な仲間たち大喜利:桂宮治(司会)/立川幸朝・春風亭一之輔・三遊亭好楽・三遊亭王楽・桂三度/※座布団運び:春風亭かけ橋(BS日テレ『笑点』特大号第510回)。
深川江戸資料館小劇場、令和6(2024)年12月3日OA。
前回の509回に続いての桂宮治司会による特大号大喜利である。二本撮りなのだろうから509回と同日の舞台と思われる。
509回でのメンバー自己紹介時には言わなかったが、ここで一之輔は暴露した。この席に座るのは十五年ぶりのことだが、その際の出演時に、見ていた桂歌丸からあいつ(=一之輔)はつまらなそうにしているので降ろせということで降板させられたと。
当時、歌丸には、一之輔がそういうキャラの落語家だという認識がなかったのか、それとも認識があったうえで、あえて忌避したということか、いささか気になるところではある。
自分が、過去に若手大喜利として春風亭一之輔を目にしたのは、次の公演である。
『笑点』若手大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭愛楽・橘家文左衛門・二代目林家木久蔵・立川生志・春風亭一之輔・林家彦いち。
後楽園ホール、平成23(2011)年6月5日OA(『笑点』第2268回)。
これは若手大喜利だが、いつもの深川江戸資料館でなく、特別に後楽園ホールで行われたもののようだ。今回一之輔が「この席に座るのが十五年ぶり」と言ったことと、若干齟齬かあるから、歌丸にダメ出しされたのはこの公演ではないのかもしれない。
いずれにしても、一時期の若手大喜利によく見た顔ぶれだ。
歌丸の御眼鏡にかなっていたのは、やっぱり春風亭昇太だったということになるのだろうか。このとき司会をしていた昇太は、すでに地上波大喜利で回答者の座にはあったが、まさか自分が将来地上波大喜利の司会をやるなどとは思いもしていなかったころだろう。そして、逆に、一之輔は将来これで地上波大喜利の出演者になるなどとは思えない経験をしていたということなのか。時代の流れとはおもしろいものである。