□本日落語一席。
◆入舟辰乃助「天災」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
東京神保町らくごカフェ、令和6(2024)年1月14日(入舟辰乃助独演会第2回「タツノこれしきっ!」)。
辰乃助を聴くのはこれが二席め。以前は、NHKラジオ第一『NEXT名人寄席』で「阿武松」を聴いた。そのとき、ずいぶん押しの強い語り口だと感じた記憶のとおり、今回の「天災」も同じ印象をもった。
八五郎を教え諭す紅羅坊名丸が途中で、やや高圧的に八五郎に対するところに、辰乃助の口調がフィットする。このように演出する紅羅坊名丸は桂ざこばあたりがパッと頭にうかぶが、そう多くはないような気もする。こんな紅羅坊名丸はとても好きである。
それと、心学の創始者としての石田梅岩という名を、紅羅坊名丸は出していたが、この歴史上の人物名を出すのも「天災」ではめずらしいかも。
◆入舟辰乃助「天災」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
東京神保町らくごカフェ、令和6(2024)年1月14日(入舟辰乃助独演会第2回「タツノこれしきっ!」)。
辰乃助を聴くのはこれが二席め。以前は、NHKラジオ第一『NEXT名人寄席』で「阿武松」を聴いた。そのとき、ずいぶん押しの強い語り口だと感じた記憶のとおり、今回の「天災」も同じ印象をもった。
八五郎を教え諭す紅羅坊名丸が途中で、やや高圧的に八五郎に対するところに、辰乃助の口調がフィットする。このように演出する紅羅坊名丸は桂ざこばあたりがパッと頭にうかぶが、そう多くはないような気もする。こんな紅羅坊名丸はとても好きである。
それと、心学の創始者としての石田梅岩という名を、紅羅坊名丸は出していたが、この歴史上の人物名を出すのも「天災」ではめずらしいかも。