天使「鷺とり」★落語

□本日落語一席。
◆月亭天使「鷺とり」(NHK大阪放送局『とっておき！朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年11月7日収録(第449回「NHK上方落語の会」)。
トリではないので、持ち時間は二十分くらいだろうと思ったので、どこか途中で切るのかと思ったら、きっちり最後の落げまで演りきった「鷺とり」だった。レコーダーの時間を見ると十八分であ。これは感服仕った。マクラも五分くらいは語っていたと思うし、アホな男の雀捕りや遠くから鷺を呼んで捕える噺なんかもきっちり入っている。何がカットされていたのかも、たちどころにはちょっと気がつかない。あとでまたよくふり返ってみよう。

落げは、四天王寺の坊主が頭をぶつけあうという従来型……と思わせておいて、みんな頭が坊主でお怪我ない(毛がない)というものだった。これは天使が考えたのだろうか。ていうか、「大山詣り」の落げを利用したと言うべきか。