□本日落語一席。
◆桂枝雀「つぼ算」(NHK-Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』)。
平成2(1990)年OA『お笑い指定席』。
幾度となく聴いてきた枝雀の「つぼ算」だが、この番組収録に際して、枝雀自身のこの落語に対する思いが文字でテレビ画面から伝えられた。曰く、
「つぼ算」はいつも演らせてもらっている六十の噺の中でも大好きなネタです。後半の瀬戸物屋での応対が、ヤマ場なんですが、それまでの、二人の男ののどかなやりとりにも捨てがたい楽しさがあります。
……と。
桂枝雀は、小米から枝雀を襲名したときに、自身の持ちネタは六十くらいに絞るのがよいと考えていたようだ。その六十席は多少入れかえがあったかもしれないが、おそらくこの「つぼ算」だけは外すことがなかったのではないだろうか。
上記の文字による談話でも、この落語に対する思い入れがじゅうぶん伝わったくるものがある。
◆桂枝雀「つぼ算」(NHK-Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』)。
平成2(1990)年OA『お笑い指定席』。
幾度となく聴いてきた枝雀の「つぼ算」だが、この番組収録に際して、枝雀自身のこの落語に対する思いが文字でテレビ画面から伝えられた。曰く、
「つぼ算」はいつも演らせてもらっている六十の噺の中でも大好きなネタです。後半の瀬戸物屋での応対が、ヤマ場なんですが、それまでの、二人の男ののどかなやりとりにも捨てがたい楽しさがあります。
……と。
桂枝雀は、小米から枝雀を襲名したときに、自身の持ちネタは六十くらいに絞るのがよいと考えていたようだ。その六十席は多少入れかえがあったかもしれないが、おそらくこの「つぼ算」だけは外すことがなかったのではないだろうか。
上記の文字による談話でも、この落語に対する思い入れがじゅうぶん伝わったくるものがある。