秀都「Gメン」★落語

□本日落語二席。
◆月亭秀都「Gメン」(BSよしもと『若手創作落語の会』#14)。
天満天神繁昌亭、令和6(2024)年10月4日収録(「BSよしもと創作落語の会」)。
万引きを捕える万引きGメンの噺。野球帽を被っている万引き犯が盗ったものは、チョコレート、ビスケットなどの甘いものばかり。どうりで盗ったのが糖類(盗塁)。サッカーをやっている男を捕えると、何も盗っていないと言い張る。サッカーやっているだけに「手は出せないんです」。
とまあ、こんなぐあいに、次々万引きを捕えては駄洒落で応じるという噺。

途中、落語家を捕えて、盗ったものが「時うどん」「饅頭怖い」……。何を盗ったかというと、「師匠から芸を盗みました」と言うと、太鼓がドンドンと鳴ってあたかもこれが落げのように。客たちも終ったのかと思って拍手をするも、まだ噺には続きが。はて？これは何の意味があったんだろう。

続いた噺は、青汁を買ってレジを通ったのに、万引きで捕ってなんでかというと、青汁も万引きも苦さへん(逃さへん)ほうがええやろと。そして、同じようなやつが次々出てきて数えると五人。「これが本当の五人(誤認)逮捕」と言って落げである。やっぱりその前の落語家の件(くだり)の意味がよくわからんかった。

◆月亭希遊「あ、呑んでもた」(BSよしもと『若手創作落語の会』#14)。
天満天神繁昌亭、令和6(2024)年10月4日収録(「BSよしもと創作落語の会」)。