□本日落語一席。
◆隅田川馬石「締め込み」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京品川区立総合区民会館きゅりあん(大ホール)、令和6(2024)年9月11日収録(「東京落語会」※きゅりあん35周年記念)。
オープニングのトークによると、これは、師匠の五街道雲助でなく、柳亭市馬に習ったとのこと。ちなみに、師匠雲助は「締め込み」を演らないらしい。
さて、馬石は市馬が演っているそのままでこれを演じているのだかどうだか。それが気になったのは、泥棒に入られた家の女房が亭主とり昔の馴れ初めを語るところである。
◆隅田川馬石「締め込み」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京品川区立総合区民会館きゅりあん(大ホール)、令和6(2024)年9月11日収録(「東京落語会」※きゅりあん35周年記念)。
オープニングのトークによると、これは、師匠の五街道雲助でなく、柳亭市馬に習ったとのこと。ちなみに、師匠雲助は「締め込み」を演らないらしい。
さて、馬石は市馬が演っているそのままでこれを演じているのだかどうだか。それが気になったのは、泥棒に入られた家の女房が亭主とり昔の馴れ初めを語るところである。
亭主となる男が、結婚前の女房に言い寄るところで、自分といっしょになってくれなければ、手にしていた出刃でおまえをついて俺も死ぬと言い、うんと言うことにを聞くか出刃か、うんか出刃かうん出刃かと迫る台詞は、落語「堪忍袋」にも出てくる台詞である。しかも、これは、自分の記憶だと、上方の落語家が演る「堪忍袋」に出てくる定番の台詞と記憶しているのだが。ただ、昨今は、東京の落語家が「堪忍袋」を演るときも、この「うんか出刃かうん出刃か」は言うようだが。
はたして、市馬もこの「うんか出刃かうん出刃か」を演っているのだろうか。ちなみに、古いところで、古今亭志ん朝は、出刃じゃなく職人が持つ道具であるノミで「うんかノミかうんノミか」と演っている。
はたして、この台詞の源流はどこにあるのだろうか。ちょっと調べてみたいところである。宿題。
はたして、市馬もこの「うんか出刃かうん出刃か」を演っているのだろうか。ちなみに、古いところで、古今亭志ん朝は、出刃じゃなく職人が持つ道具であるノミで「うんかノミかうんノミか」と演っている。
はたして、この台詞の源流はどこにあるのだろうか。ちょっと調べてみたいところである。宿題。