□本日落語二席。
◆二代目三笑亭夢丸「馬大家」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年8月26日(第650回「TBS落語研究会」)。
初めて聞く落語だ。かつて二代目三遊亭円歌がよく演ったと、川戸貞吉『落語大百科』にある。また、作者は鈴木凸太(でこた)と。ただし、『増補 落語事典』には項目がない。
内容は「米揚げ笊」(東京落語「ざるや」)と同工異曲だ。験担ぎの旦那(大家)がいて、その旦那(大家)の気に入ることを言えば、言った者にどんどん報酬が与えられるというもの。
「米揚げ笊」の場合は「あがる(あげる)」という言葉だが、「馬大家」は「馬」に関係する言葉を言えばよいという展開だ。
鈴木凸太なる人物が作ったとされるが、これははたして創作したということになるのだろうか。古典落語の「米揚げ笊」を「馬」にかえただけではないかという気がするのだが。
ところで、鈴木凸太という人は、どういう素性の人なのか。他にも多く落語ネタを作ったのだろうか。
◆『笑点』若手大喜利:林家たい平(司会)/春風亭昇也・笑福亭茶光・八代目柳亭小燕枝・立川晴の輔・柳家わさび・鈴々舎馬るこ/林家あずみ※座布団運び(BS日テレ『笑点』特大号第443回)。
日テレ麹町スタジオ、令和5(2023)年3月8日OA。
◆二代目三笑亭夢丸「馬大家」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年8月26日(第650回「TBS落語研究会」)。
初めて聞く落語だ。かつて二代目三遊亭円歌がよく演ったと、川戸貞吉『落語大百科』にある。また、作者は鈴木凸太(でこた)と。ただし、『増補 落語事典』には項目がない。
内容は「米揚げ笊」(東京落語「ざるや」)と同工異曲だ。験担ぎの旦那(大家)がいて、その旦那(大家)の気に入ることを言えば、言った者にどんどん報酬が与えられるというもの。
「米揚げ笊」の場合は「あがる(あげる)」という言葉だが、「馬大家」は「馬」に関係する言葉を言えばよいという展開だ。
鈴木凸太なる人物が作ったとされるが、これははたして創作したということになるのだろうか。古典落語の「米揚げ笊」を「馬」にかえただけではないかという気がするのだが。
ところで、鈴木凸太という人は、どういう素性の人なのか。他にも多く落語ネタを作ったのだろうか。
◆『笑点』若手大喜利:林家たい平(司会)/春風亭昇也・笑福亭茶光・八代目柳亭小燕枝・立川晴の輔・柳家わさび・鈴々舎馬るこ/林家あずみ※座布団運び(BS日テレ『笑点』特大号第443回)。
日テレ麹町スタジオ、令和5(2023)年3月8日OA。