本日は『朝日新聞』大阪版「朝日なにわ柳壇」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
◎枝雀より米朝を聴く落語好き
(「朝日なにわ柳壇」※課題「渋い」/『朝日新聞』大阪版2023年3月8日/西出楓楽選)。
これは自分の趣向ではありません。もしこういう人がいたら、やはり落語ファンとして渋いの言われるのかなと詠んでみたしだいです。
ただし、本当のところを言うと、桂米朝は芸風が枝雀にくらべて渋いかなとは思うものの、たとえば、上方落語だと、橘ノ圓都とか桂文紅あたりが好みだと言えば、より渋いマニアと思われるところでしょう。しかし、川柳にする場合、多くの人に共感を得てもらう必要があるので、あまり知られていない名前を使うのは、やはりいささか憚られるところです。
ちなみに、東京落語だと、十代目金原亭馬生、八代目林家正蔵(彦六)あたりが渋めの好みということになるでしょうか。
□本日落語一席。
◆春風亭一朝「井戸の茶碗」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和2(2020)年7月17日(第625回「TBS落語研究会」※無観客)。
◎枝雀より米朝を聴く落語好き
(「朝日なにわ柳壇」※課題「渋い」/『朝日新聞』大阪版2023年3月8日/西出楓楽選)。
これは自分の趣向ではありません。もしこういう人がいたら、やはり落語ファンとして渋いの言われるのかなと詠んでみたしだいです。
ただし、本当のところを言うと、桂米朝は芸風が枝雀にくらべて渋いかなとは思うものの、たとえば、上方落語だと、橘ノ圓都とか桂文紅あたりが好みだと言えば、より渋いマニアと思われるところでしょう。しかし、川柳にする場合、多くの人に共感を得てもらう必要があるので、あまり知られていない名前を使うのは、やはりいささか憚られるところです。
ちなみに、東京落語だと、十代目金原亭馬生、八代目林家正蔵(彦六)あたりが渋めの好みということになるでしょうか。
□本日落語一席。
◆春風亭一朝「井戸の茶碗」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和2(2020)年7月17日(第625回「TBS落語研究会」※無観客)。