竹林亭白房

『川柳マガジン』2023年3月号★川柳

月刊『川柳マガジン』発売。いくつかの入選あり。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎味噌汁を薄味にする物価高
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/クラブ誌上句会※課題「味噌」/七十秀/宮村典子選)。

◎味噌汁が五臓を癒す二日酔い
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/クラブ誌上句会※課題「味噌」/七十秀/谷藤美智子選)。

◎縄張りを猫と分けあう日向ぼこ
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/ベスト柳壇※課題「守」/佳作/新家完司選)。

◎余所者として生きる気楽さ
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/十四字詩※課題「所」/佳作/森吉留里惠選)。

◎秋だけの食欲でなし妻の四季
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/笑いのある川柳/佳作/こはらとしこ選)。

◎耳寄りな話は湯屋と床屋から
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/江戸時代吟※課題「耳」/佳作/佐藤孔亮選)。

◎赤ひげときっと無縁な薬づけ
(月刊『川柳マガジン』2023年3月号/印象吟※課題=添付画像/佳作/田沢恒坊選)。


「クラブ誌上句会」の兼題「味噌」は苦戦した。「味噌汁」くらいでしか何も思いつかなかった。ちなみに、三句投句したうちのボツ句一つは「味噌漬け」。
「脳味噌」とか「糠味噌」が入選句にはけっこうあった。これも自分ではチェレンジしてみたけれど、たいしたものが出なかった。みなさんの句で勉強することにしよう。

□本日落語一席。
◆三遊亭右左喜「銀婚旅行」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
池袋演芸場、令和元(2019)年10月18日(2019年池袋演芸場10月中席)。
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