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えんじゃけん

バイクひとり長旅2日目(2010夏)

8月6日 東京発 浜松泊
★8月7日 奈良泊
8月8,9日 岡山泊
8月10日 愛媛泊
8月11日 徳島泊
8月12日 フェリー泊(徳島―東京)
8月13日 東京着

<2日目>

朝,4時半に浜松出発。
朝食が無料で食べれるホテルだったんですけど,
奈良で観光もしたいということで,朝食は食べずにホテルを出ました。
シートに無理やり荷物を詰め込んで出発!



朝の浜名湖も美しかったです。

奈良に向かったのですが,ちょっと寄り道。
蒲郡にある竹島が気になって・・・。
地図の解説によると,「歩行者専用の橋で渡れる
原始の面影を残す森を遊歩道でめぐることができる」と
書いてあるじゃないですか!
原始の森って・・・,ということで蒲郡に寄りました。



■6:30蒲郡市到着

蒲郡は温泉地です。
商店街ですが,初めてきたはずなのに,なんんだかすごく懐かしい!と
思ってしまったんですよね。
だからって,こんな感じの場所に住んでたわけではないんですよ。
もしかして,前世はここにいたのか?とか思いつつ。



橋の先に見えるのが竹島です。
陸から400mほど離れているだけなんですけど,植生が全く違うらしく。
ちょうど着いたときには,地元のおじいさんおばあさんたちが,
橋手前で島に向かってラジオ体操をしていました。30人はいたと思います。



この島は島全体が神社の境内になっています。
八百富神社という神社だそうで,結構ご利益があるようですよ。

<八百富神社>
八百富神社は、安徳天皇の養和元年(1181年)に、
藤原俊成卿によって創建されたと伝えられています。
御祭神は市杵島姫命で、開運・安産・縁結の神として、
古くより広く世に知られております。
三河雀という書物には、江の島・竹生島・厳島などと共に、
日本七弁天の中に挙げられています。

<竹島>
竹島全島は暖帯林特有の照葉広葉樹に覆われ、いわゆるタブ型森林を構成しています。高木層にはタブノキの他に、モチノキ・ヒメユズリハ・ヤブニッケイなどが多く、さらに島を囲む波打ち際上部の急斜面にはマサキ・トベラ群落が成立しています。樹下にはヤブソテツ・ツワブキなどや、テイカカズラ・サネカズラなどの蔓植物も多い。特に林床のキノクニスゲは、竹島が日本における分布の北限とも言われており、これまでの調査で65科238種の高等植物の自生が確認されています。

竹島は小面積の割に草木が密生し常緑樹が多く、対岸のクロマツ林とは景観が異なります。この植物群を保護する目的で、昭和5年8月25日、国の天然記念物に指定されました。陸地に接近した島で、植物区系を異にする例は、東海地方では他にはなく、学術的価値のきわめて高い代表的な暖帯林になっています。



日本七弁財天のひとつなんですよね。
しかし,七弁財天がどれとどれかはよくわかりません。
実際,日本三大弁財天っていうのもあやふやらしく。

滋賀県竹生島・宝厳寺
広島県宮島・大願寺
奈良県天川村・天河大弁財天社

神奈川県江の島

以上4つが三大弁財天だと言われているらしく・・・。



島からの海の眺めもきれいです。
数人の人が岩の上に座って海を眺めていました。



島に渡らなくてもお参りできるようになっていました。
朝早くから熱心に拝まれている人数人。
地元の方々に愛されている島なんだろうなぁと実感。
御参りする建物の中から竹島が見えています。
私もお参りして,朝食をコンビニで済ませ,
奈良に向かって出発しました。

■10:30 関宿



走っていると気になるものが。
「関宿」!
三重県亀山市にあります。
古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれていたところだそうです。
現在,旧東海道の宿場町のほとんどが旧態をとどめない中にあって,
唯一歴史的な町並みが残ることから,昭和59年に,国の重要伝統的
建造物群保存地区に選定されたそうです。
関宿の範囲は,東西追分の間約1・8km,25ヘクタールに及び,
江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町家200軒あまりが
残っているんだそうです。



郵便局は町並みを壊さないように配慮して建てられています。



瓦のはじの模様もこっています。
関宿の町屋に屁下の幕板,軒の持ち送りの繰形,二階の虫籠窓や漆喰細工,
むくり屋根,格子,建具など,細部の意匠に工夫されたものが多くあるそうで,
特に漆喰細工や瓦細工は子孫繁栄,家運長久などを願って職人が技をこらして
作ったものなんだそうです。
鯉の滝登りや,虎,龍,亀,鶴といろいろあるそうですよ。






「関の山」って言葉がありますよね。
それって,ここの山車が語源らしいですよ。

関町からの八坂神社の祇園祭にだされる山(山車)は大変立派なものだったため,
それ以上贅沢な山は作れないだろうと思われ,精一杯の限度を「関の山」と
言うようになったのだとか。

■12:30 よくわからないけど,何かありそうな石



3つに分かれています。
かつまつられていました。
きっと,何か逸話とかあるんでしょうけど・・・
その石の周りには特になにも解説はありませんでした。

ここらあたりから,奈良までガソリンスタンドがなくて結構焦りました。
ずっと山道を走るって感じで・・・!
それにしても自動車専用道路に間違って入りそうに何度もありました。
自動車専用道路じゃない方の表示も明確にしてほしいです!
多分,利用率が少ないからないんだろうけど・・・。

■14:30 奈良着

まずは,ホテルでチェックイン。
この日,お世話になったのは,橿原ロイヤルホテル。
ここは以前,友達ときたときにもお世話になったホテルです。
奈良駅付近はやはり,平城遷都1300年祭してるだけあって,
宿がいいのがなかったんですよね。
ということで,ちょっと郊外に。
といっても,電車も通っているので,交通の便がいいのと,
観光客のほとんどとは逆方向になるので,平城京あとのイベント会場にいくのにも,
電車もすきすきでよかったですよ。
平城京あとまで1本でいけますしね。
所要時間は30分ほどかかりますけどね。
最寄りの駅は近鉄大和西大寺駅になります。



町はせんとくんにあふれていました。



自動販売機にも。



天井にも。

会場まで歩いて行きました。
15分くらいでしょうか?
ついたらまず,交流広場でお土産みてしまいました。(汗)



これでもか!といわんばかりのせんとくんグッズ。
いろいろ店内をみていると,広場のほうから,「せんとくん!」という声が。



生せんとくんに会えました!!
グッズでは肌は肌色なのに,きぬぐるみは茶色なんですね。
友達のうわさによると,せんとくんには家族がいるんだとか・・・。
せんとくんですが,ダンスもみせてくれましたよ。
平城京のオリジナル(?)音楽に合わせて踊ります。
2分半はおどったでしょうか。
動画もとっちゃいました。
たぶん,Youtubeなのでもアップされていると思うので,気になる方は見てみてください。

すっかりそのショーをみて,せんとくんに毒された自分。
たくさんお土産を買ってしまいました。
3000円分も・・・・!!
どんだけ感化されてんだとレジでびっくりした私でした。
でも,実家,田舎の友達にはせんとくんでしょ!と思ったのでした。

ここでは,今回のいべんとの目玉でもある第一次大極殿を見ました。



奈良って太っ腹だなと思うのですが,ここの会場にもだけど,
この大極殿にもただで入れてしまうんですよね。
ちょっとびっくりです。

あとは朱雀門の閉門の儀もみました。



すごくまったりとした儀式でした。
昔の時の流れを感じます。

しかし,今回1番驚いたのは,平城京跡地の中を電車が横切っていること。
近鉄奈良線が横切ってます。
それでもって,まだまだ発掘途中の箇所がたくさんあるんですよね。
こういうことは実際来て見てみないとわからないことなので,
見に来てよかったなぁと。



宿に戻り,風呂に入って梅酒を飲んで,おやすみなさい。
お風呂は大浴場で,サウナもついてました。
サウナも思いっきり利用しました。
水風呂もあってよかったです。
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