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えんじゃけん

「NINJA」2回目観劇

昨日は2度目の森山開次さんの「NINJA」に行ってきました。

二回目は左バルコニー席から。

 

ネタバレ多少ありです。

 

 

 

斜め上から見ることで、床面のプロジェクトマッピングがばっちり見え、

前回の印象とはまた違った印象を受けました。

斜め上から見ると1幕の方が魅力的に見えました。

床面と、ダンスが呼応しているんですよね。

あとは、前回は動きを追うだけで精いっぱいだったんですけど、

セリフ(歌?)なんかも意味があったりして面白いなぁと思って見ました。

そして、前回も感じましたが、森山開次さん、やはり動きがすばらしいです。

表情なんかも入り込んでいていいんですよね。

彼を初めて見たのはきっとダンスオブバンパイア。

一人だけ踊りが尋常でありませんでした。

セリフがあるわけではなく、一瞬だけの踊りで目を奪われたのを覚えてます。

その時はそれが森山開次さんだとは知らなかったのですが、

こうやって引間さんきっかけにダンスを見るようになって森山さんを知ることができました。

今日、なんとなく森山さんについてネット検索すると、

夏に行われる小金井薪能の一般販売日だったようで、早速申し込んでみました。

e+はA席とB席の扱いしかないようですが、ぴあはS席も扱っているようです。

 

さて、今回は前回なかったガチャが復活していました。

早速ガチャガチャしてみました。

大きな缶バッチと小さな缶バッチがセットで入っていました。

そして、前回は買おうかどうしようか迷って買わなかったボールペンも買いました。

前回は龍の絵がなくて、あるといいのになぁと思って買わなかったのですが、

今回のぞくと置いてあったので迷わず買いました。

おっと失礼。

ももが写真に入ってしまいました。

ももも気になるボールペンのようです。

三色ボールペンとなっています。

ちらしの絵のすべてがそれぞれボールペンの絵になっているようですので、

お気に入りの絵のボールペンを見つけられるといいですね!

 

舞台ですが、上から見ると印象が本当また違って面白かったです。

今回は小劇場なので二階席がないのですが二階席のど真ん中から見ても面白そうだなと思いました。

1階の舞台横の席はまたとがった印象なんだろうなぁ。

今回は残念ながらその席はとれてませんが。

 

さて、前回は引間さんに注文してしまったのですが、今回はいいと思ったところを詳しく感想を。

1幕目の引間さんの見どころはナメクジのシーン。

2幕目の引間さんの見どころは炎のりぼんのシーンです。

まず一幕目ですが、ピンクの妖艶なナメクジで登場します。

いや、もう、それなめくじじゃないですから。

なめくじってなんかじめじめして、くらくて、気持ち悪いイメージありますよね?

でも、引間さんの演じるなめくじは、ピンクでかわいくて、妖艶で、この世の物でない感じです。

宇宙人?妖精?・・・とにかくいきなり異空間の人物が登場したような感じを受けました。

力強い動きを得意とする引間さんですが、こういったからだの柔らかさを生かしたダンスも得意ですよね。

以前、ひびのこづえさんとお話した時に、「引間文佳さんのファンなんです!」というと、

「ああ、彼女、とてもセクシーよね」とおっしゃったんです。

その時、???って感じだったんですけど、確かに。

引間さんの身体能力(特にやわらかさ)を思う存分楽しめるなめくじとなっています。

それにしても、本当に美しいので、この世のものと思えない感じで、

舞台で目の前で演技しているのにかかわらず、そこだけ違う空間が生み出されているような

そんな感じを受ける不思議さがありました。

彼女はHumanoid Ladyでもそうだけど、なんか、たまに、この世のものとは思えない神々しさを

出す瞬間があって、それがひとつの魅力かなと思っています。

彼女の中にある何かがそう見せているんだろうけど。

でも、それだけでなく、おちゃめな踊りもできるのがすごいなと思います。

1幕の最後の方になめくじは出てくるのですが、最後、ガマガエルに飲み込まれて一幕は終わるという。

飲み込まれる時、笑いがおきます。

わたしとしては、大好きな引間さんが食べられてしまい、悲しくて(?)笑えないけど(笑汗)

 

そして二幕のりぼんでは、音響、照明で本当にステージが、燃えているかのようです。

ここでは、引間さんの力強い踊りが光ります。

過去にこんなに力強く、かっこいいリボンをみたことがあるだろうか?というくらいかっこいいです。

圭さんと一緒にりぼんをするのですがここのシーン、もう少し長いと嬉しいのになぁと思います。

まぁ、単に引間さんファンゆえの思いなんですけどね。

とにかくかっこいいですよ!

 

お、こう考えると、森山開次さんは引間さんの魅力をよくお存じで彼女の魅力が十分出るように配役してくれているんだなと。

もっともっと思い切って演技していいと(ダンスしていいと)思うので引間さん、

あまり悩まず、舞台を思いっきり楽しんでください!

きっと思い切って楽しむことで、引間さんの魅力が存分に発揮できる配役になていると思いますので。

森山開次さんというすばらしいダンサーであり、デザイナーであり、演出家であり、表現者である人と

いっしょに仕事のできる引間さん、恵まれていますね!

開次さんは一人ひとりの魅力をしっかり理解して配役、演出されているのだなと思いました。

 

あまり具体的に引間さんの素敵さを書けなかったのですが、見るのが一番かなと。

でも、やはり、今が最高とはまだ言えないと思うので、これからどんどん進化するであろう「NINJA」に期待です。

 

あとはふと思ったことで、大蛇との闘いのシーンだけど、蛇がもっと大きくてもいいのかなと。

ダンサーの動きを生かすにはあの大きさが適度なのかな?

森山さんのおまたが蛇に噛まれるんですが、ここあまりみなさん笑わないのですが、

森山さん、ここって笑いを狙ってますか?

なんだかつい、笑ってはいけないムードが漂っています。

 

あ、そうそう。

あとですね、水曜日に見たときよりも客の反応がよくって。

舞台の途中でも拍手が起きたりしてました。

リピーターが多いのかな?

明日で東京公演も終わりです。

受付の人に聞くとチケットは完売らしいのですが当日券でz席がわずかながら出るそうです。

もし、興味がある人は是非!!

明日は2公演ありますよ!

 

 

<おまけ>

舞台が終わり、駅に向かっているときの周りのお客さんの会話。

「ねえ、バレエの子、カーテンコール出てた?」

「出てたわよ」

「え?出てたっけ?」

「金髪の子よ」

「え?なめくじやってた子よね?」

「なめくじは新体操の子よ」

なめくじは引間文佳さんですよ!とつっこみたかったけど我慢。

でも、そうやってお客さんの心になめくじが残っているのはいいことだ!と思い、

つい嬉しい気分になったのでした。

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