今日は朝からいい天気で。
ベランダに出ると気持ちがすごくすがすがしい気持ちになりました。
それで家の中にいるのはもったいないということで映画に行ってきました。
「抱きしめたい」ネタばれありで。
北川景子好きなんですよ。
ってなことで気になった映画。
ただ、この映画は実話をもとにした映画なので、話自体は真面目な構成なんだろうなぁと
思いながら見に行きました。
すごく時が淡々と流れていきます。
一番泣けたシーンは途中、黒い画面になって字が浮き上がるシーンがあるのですが、
ヘレンケラーのことが出てくるんですよ。
それで愛って何?ってといかけで、愛は太陽のようにあたたかいもの?
だったかな?そのような字が出てくるんですけど、そのときがピークでした。
その字が出てくる前に、彼が彼女とともに、彼女の家に行って彼女と結婚させてください、
って相手の母にお願いに上がるんですけど、そのときに母親が今までの彼女を
知ってからにしてというようなことをいって、彼女が交通事故に会ってから、
意識を回復するまで、そして回復後のリハビリのようすの映像が流れたあとに、
その字が出るんですよね。
「家に帰りたい、お母さんに会いたい」
と病院で母親の前で泣き叫ぶ彼女の映像。
そのあとの愛って何?
泣けました。
ただ、ちょっと残念だったのが、隣のお客さん。
映画はよかったのですが、隣のカップルが残念な感じでした。
映画が始まる前から彼がすごくだら~んと座っている段階で、
あんまいい感じじゃないなぁと思ってたんですけど、
予告が始まってもずっとおしゃべり。
まぁ、さすがに本編に入ったら静かになるかなぁと思ってたらずっと話してる。
それに体中ぼりぼりかいてるし、
手を上にのばして背伸びして観たり、(後ろにおきゃくさんいます)
とにかく彼女の方向いたり、足あげたりとうごうごしていて落ち着きない。
彼女も同じような感じ。
そして、エンディングロールがはじまるとこちらをとちらちら見るので、
なんだろう、気が散るなぁと思ってたら、どうやらトイレに行きたかったのか、
「すいません」と前を横切って出ていきました。
この映画最後に実際に本人たちの結婚式を撮影したものが流れるんですが、
それが流れている時に彼が戻ってきて、
「タイミング悪いなぁ」と思ってました。
通路に立ってまつとかすればいいのに、たぶん、そこまで気が回らないだろうなぁと
思っていると、案の定、階段を上ってきています。
もう!感動なところなのに!!と思っていると、列を間違え、一列前を入って行きました。
そして、人々の前を横切って、真ん中あたりまできて、
彼女に「ねえ、○○くん!」と呼びかけられ、初めてまちがいに気づきます。
そして、戻ってきたのですが、彼が間違ったいいわけをしていると、
「もう、誰の隣に座るつもりだったわけ?」
と彼女につっこまれてました。
ずっと気が散っていらいらさせられていたのですが、最後は笑わせてもらいました。
最後の最後ににくめないカップルだなぁと思ってしまいました。
タイトルは「抱きしめたい」なんだけど、まだ正式につきあってなくて、
彼が付き合ってほしいと彼女に正式に申し込んだときに、
彼女は「考えておく」と保留にするんです。
でも、彼は我慢しきれず、
「抱きしめたい」
と彼女に言うんですね。
そしたら、彼女が「じゃ、3秒だけ」
といって、「1,2,3・・・はい終わり」
って3秒だけ抱きしめさせるんです。
好きだと何で抱きしめたいって思ってしまうのかなぁ、と、
自分を含め、不思議だなぁと思ったのでした。
でも、分かります。その気持ち。
見に行ってよかったです。