7月30日~31日 乗鞍岳
■2日目(7月31日)
朝,5時半。
雨の音は止んでいた。
おそるおそる窓の外を眺める。
雨はやんでいるようだ。
しかし,どうなんだ,この霧(大汗)
モクモクモヤモヤとガスっています。
登れるのかと少し心配になるレベルですね。
けれども,朝7時にご飯を食べて,8時発のシャトルバスで,
乗鞍岳の畳平に向かったのでした。
なんでも,車で登れる日本一高いところなんだそうですよ。
なんと,雪が残ってました!
かつ,その雪でスキーをする人も・・・・!!
バスの移動では,急激に標高が変化するため高山病になる可能性もあるんだそうで。
でも,確かに,畳平ついた瞬間はなんかクラクラしていて,しばらく土産屋をみたり,
神社をお参りしたり,あとは,お花畑でぐるぐる回ったりしてました。
「無事に登れますように・・・」と安全祈願。
お花畑付近はたくさんの花が咲いています。
これは黒ユリというんだそうです。
これがお花畑です。
ずっと木の道が続いています。
はい,ガスってます。
でも,ガスはでたり,消えたり・・・その変化が目覚ましい。
ガスがとれるとこんな風景。
またしてもガス。
不安定ですね。
お花がたくさんです。
ガスっても足元はよく見えてよかった。
これは,コマクサといって,かなり名物なお花なんだそうですよ。
これは,なんでしょう?(汗)
とにかく,青,黄,ピンク,白,褐色と色とりどりの花が咲いていました。
ちょうどベストシーズンなんだそうですよ,山の草花の。
お花畑から登りはじめると,すぐに雨が降りはじめました。
カッパをすぐに着込みました。
でも,しばらくすると雨はやみました。
しかし,またすぐ降るかもってことで,カッパを着たまま先に進みました。
一番奥のとんがったところが今日の目的地です。
剣ケ峰というところで乗鞍岳では最高峰で3026mです。
この写真だと危険極まりない感じですよね。(汗)
一番,山頂手前に山頂小屋ってところがありました,が,
一方通行なので,帰りには通らなかったんですよ~。
立ち寄るなら行きに!ですね。
頂上で,また雨が。
頂上には神社があります。団体さんらしき人たちが雨宿りしてました。
ここしか屋根ないんです。
眺めは真っ白で山頂はずっと今日は霧がかぶっていて,晴れそうになかったので,
少し写真を撮ったらすぐに下りはじめました。
雨だから滑りやすくてちょっと怖かったです。
山頂付近は,岩場って感じなので,余計に。
でも,頑張って,肩ノ小屋まで下って,そこでお昼にしました。
丁度時間的には12時だったかなぁ。
ペンションでおにぎりのお弁当してもらったんだけど,小屋でうどんも頼みました。
一緒に登った人はお汁粉を頼みました。
汗と雨で体が冷えてしまったので,あったかいものがほしくなって。
たま~に雲の間から青空がのぞきました。
本当に一瞬ですけど,・・・でも,すごく綺麗な青空だったので思わずパシャリ。
ガスの向こうにうっすらと山々が見えます。
写真じゃわかりづらいですね・・・。
お花畑の近くまで降りてくると,結構すっきりしてたのでパシャリ。
白い道のようなところがお花畑です。
白いのはイワツメクサです。
これは・・・・なんでしょう?(汗)
いろいろ。(大汗)
かわいい草花たちですね。
下山して,ペンションに戻るとカフェオレとケーキをサービスしてくれました。
おいしかったです。
そのあとは,近くにある公共の温泉へ。
ペンションには15時についたのですが,バスが16時半までないので,
その間,温泉に入ろうということになったのでした。
温泉は白でしたよ。
体が冷え切ってたのでとっても気持ちよかったです。
そして,帰りのアルピコの電車の中から虹を見ました。
すごく太い虹で・・・・
写真はもう消えかかってしまっているんですけど,
もっと長く出ていて,それも7色ちゃんとはっきり見えて!
こんなにはっきり色が見えたのは初めてでかなり興奮状態でした。
私だけに限らず,気づいた他のお客さんも・・・!
私が1番に見つけて騒いでて,んで,他のお客さんも気づいたって感じでした。
そして,松本駅からはまたあずさで帰ります。
18時半発のあずさで帰りました。
そのあずさに乗るホームのコンビニに,面白い食べ物発見。
信州味噌プリン!
ちゃんと味噌のコクも感じるおいしいプリンでした。
最初は私はシャレで買ったのですが,これが意外や意外すごくおいしくて。
プリンに味噌がこんなにも合うなんて・・・!
もし,みかけたらだまされたと思って買ってみてください。
ひとつ300円と少し高めなんですけどね。
とまぁ,大雑把な計画で行った旅だったんですけど,
交通の接続が悪ければ悪いで,それなりにその時間を楽しみながらできた旅で,
楽しかったなぁと。
それと,一緒に旅に行った人とは,本当にリラックスできる人だなぁと。
変に期待がなく,ありのままを楽しんでくれるので,自分もすごく気持ちを解放していられるんですよね。
ずっと,友達でいられたらいいのになぁと思う旅でした。
今のいい距離の関係でずっといたい。
秋にまたどこか山に行こうと約束をしたのでした。
返事はOKでした。
今回の山登りは,太鼓の一日ワークショップのあとってこともあり,
足があがらず大変でしたが,体を鍛えて,秋は山小屋に泊まりながらの縦走っていうんですか?
そんな山登りをしてみたいなぁと思ってます。
まぁ,できないにしても,どこか山に行きたいです。