えんじゃけん

久々の遠出(佐倉)

昨日、締め切りの仕事を終え、久々の何も気にしなくて
いい休みでした!!

ということで、久々の原付遠出をしてきました。
今回は、昨日の疲れもあるだろう・・・ということで、
そんなに遠出はしませんでした。
佐倉の国立歴史民族博物館と川村記念美術館に行ってきました。

最近携帯電話を変えたのですが、その機能の中に、
「ナビ」があるんですよ。
それで、今回は使ってみたのですが、なかなかのすぐれものでした。
車のナビと同じく、移動すれば地図も移動するし、現在地も
表示されます。また、移ってない範囲の地図も、すぐに
読み込めるので変なストレスがありません。
しかし、欠点はかなり電池を食うことです。
行きの間、ナビのiアプリを起動させていたのですが、行きだけで、
電池残量が1しかついてなくて、昼あたりにはもう、電池切れ。
だから、帰りは本の地図を見て帰りました。
もう少し、電池が続けばいいのになぁと。
あ、車だと充電できるのでいいかも知れないですね。
原付も充電できる機能が付けば素敵なのになぁ。

それはさておき、久々のバイクの遠出は楽しかったです。
今回、国立歴史民族博物館では、「江戸の旅から鉄道の旅へ」と
いった旅にまつわる企画展をしていました。
なかなか面白かったですよ。
旅ひとつを取り上げても、歴史があるんだなぁと。
江戸時代の旅の主は徒歩なんですが、その道中を楽しむって思考が
強く、楽しいことや苦しいことも含めて、
「壮大なアミューズメントパーク」を作り上げていたのだそうです。
私は、この「壮大なアミューズメントパーク」っていう言葉が
すごく気に入ったんですよね。

江戸時代の旅は、寺院参詣を中心とした旅で、
その主役は庶民だったそうです。
旅の隆盛に伴い、各地の都市を中心に多くの旅行地や周遊コースが
成立したそうです。
道中の楽しみとは、街道沿いの名所や寺院に立ち寄って、名物の食物を
楽しむことなんだそうです。
一つでも多くのものを見物し、時には羽目をはずして遊ぶ江戸の旅は、
庶民にとって地域共同体からの一時的開放であり、地域に多くの情報を
もたらすものであったそうです。
一日、この時代の人はどの程度あるいていたかというと、一日30km
ほど歩いていたそうです。
そして、江戸から伊勢神宮まで、およそ20日くらいかけてお参りに
いっていたそうです。
一ヶ月もあれば、伊勢までいけるのかとそれにもびっくりでした。
伊勢をまいった後に、四国も参って帰る人もいたらしく・・・・。
昔の人は健脚だったんだなぁと思いました。

原付の旅は、この江戸時代の旅の感覚に似ているかも知れません。
のんびりさ加減がいいんですよね。
気になることがあれば、すぐに道端に停まれるし。
でも、少し中型免許にもあこがれています。
だって、二人乗りできるんだもん。
そこにだけ憧れているという・・・。
そんなにスピードはもとめてないんですよね、私。

歴博のあとは、川村記念美術館へ。
この美術館はDIC株式会社が関連グループ会社とともに、
収集した美術品を公開するため、1990年5月、
総合研究所に隣接する場所に開館した美術館です。
四季折々の変化が楽しめる美しい自然環境に囲まれ、
美術館の窓からその自然が見えるのですが、
まるで一枚の絵画のように美しいです。
建物もおしゃれな感じでいいです。
展示の仕方も空間に余裕があっていいんですよね。
今回は初めて、美術館周りの散策コースを歩いてみました。
結構、林などもあって、思わず道に腰を下ろしました。
幼少のころに戻った気分になっていました。
子供の頃、よく一人で林の中に座り込んで、
木々を眺めていたなぁ・・・って。
風が起こると、その起こった方向から木々のざわめきが
近づいてくるんですよね。
それが会話しているようですごく好きでした。
今も好きなんだけどね。
なかなか今住んでいるところでは、こうした木々のざわめきを
楽しむことはできません。
将来住む場所をそろそろ真面目に考えようかと思いました。

美術館のほうでは、「レンブラント、印象派、現代の巨匠たち」
という企画展をしていました。
人もそんなに混み合うこともないのでゆったりと見れます。
だからといって人が少ないって印象もないんですよね。
ゆったりとした気分でみんな絵画や自然を楽しんでいるといった
そんな感じの美術館です。

美術館を4時くらいに出て、家に向かったのですが。
途中ですごい雷雨に合いました。
向こう空が変なオレンジ色をしていて、へんだなぁと思ってみていると、
縦に一筋の光が・・・!
そっちの方角が家なので、仕方なくそれに向かって走っていると、
ポツポツと雨がきたので、のきしたで合羽を着ていると、
来ました!ザーザー降りな雨!!!
合羽を着るのが早かったので、濡れることはなかったのですが、
雷がものすごく近くて、命の危険を感じるほどでした。
光ると同時に鳴っている感じで、周りには高い鉄塔もあるので、
そうそう自分に落ちることはないだろうけど、一応、安全確保の
ために、ラーメン屋に非難。
すると、その後くらいから更に激しい雨。
視界が悪くなるくいらいの雨です。
そして雷も激しくなりました。
ラーメン屋でラーメンを待っていると、電気がいきなり消えました。
停電です。
でも、すぐに復旧しました。3分くらいだったかな。
さすがですね、東京電力。

雨が弱まったのをみて、また家に向かって原付で走りました。
家の付近ではもう雨は上がっていました。

今日は、自然を満喫な一日でした。
美術館での木々、そして、帰り道の雷雨。
自然を感じるとき、私は一番生きた心地がするように思います。
やっぱ旅は楽しいですね。
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