万葉植物園

急に思い立ち　出かけてみました。
春日大社　神苑。
今　藤が見ごろです。
ゴールデンウィーク突入で　平日でもかなりな人出です＾＾；

　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　初めて見た　八重の藤の花
　　　　　　　　　　　　　　
むせかえるような　あま～い藤の香りと　見事に咲いた藤の花。
時間のたつのも忘れて　見とれておりました。
元々この植物園は　昭和のはじめに約300種の万葉植物を植栽するために作られたのが始まりとか。
現在は　自然なままの姿を一般公開する目的で公開されています。

お花の横には　歌も

我が屋戸の　時じき藤のめづらしく　今も見てしか　妹が笑まひを
大伴家持が読まれた句です。
自宅に帰って調べてみました。
「庭に咲いた季節外れの藤のように、稀にしか逢えない恋人よ、
今すぐ逢って、花を愛でるように貴女の笑顔をずっと眺めていたい。」
なぁんて　恋の歌なんですね
万葉人はロマンチストだったんですね。