Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

世界で通用する写真家になるために学ぶ!作品は撮影前に完成している。

2015年04月17日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
世界で通用する写真家になるために学ぶ!
作品は撮影前に完成している。

毎回書いていますが、今回も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist(アーティスト)ですから。
(#^.^#)
僕が今日これから書く事は、
世界に出る事を目指しているハイアマチュアの写真家に向けて書きます。
プロの皆さんが読むのは自由ですが、
ご意見は無用です。
(#^.^#)
・・・・・・

以前現像について次の様に書きました。、
『Artistは多少の差はあれど、各々が既にほぼ完成されたイメージを抱いて撮影しています。
よって現像とは、それを最終的に具現化する行為である。
つまりPCの前であれやこれやと画像データをいじくりまわして、
何となく気に入った作品が出来た、そういうレベルの方は単なる偶然であって再現性は全く無い。
それは少なくとも世界に出ていくArtistのレベルとは全く次元が違います。』
***************
もしカメラで、自分がイメージしている「完成作品」が撮れたなら、
それ以上何もいじる必要はありません。
すなわち現像など不要なのです。
またそれが出来るなら理想でしょう。

しかし残念ながらなかなかそうはいきませんね。
今現在カメラは僕達の想像力に敵いません。
僕の完成作品イメージはもっと先に進んでいます。

では次の作品を比較して下さい。
同じ場面ですが、
露出とホワイトバランス・感度を変えて撮影しています。
2枚はどちらが良いとか悪いとかそういう事ではなく、
撮影時に抱いていた「完成作品イメージ」がそれぞれ違います。
ですから撮影方法が違い、
またそのイメージを具現化するための現像の仕方も違います。




どちらも北海道美瑛町でほぼ同時に新年の朝日を撮影。

ゴーストの無い自然な太陽の描写は、
フィルターや三脚等を使用せず、
手持ちで液晶ビューファインダーを覗きながら撮影します。
輝度差の無い美しい光芒の自然な太陽撮影が出来ます。
カメラとレンズの能力を最大限に引き出すようにします。

雪丘から昇った太陽をどちらもほぼ同時に撮影していますが、
それぞれ太陽に対する僕のイメージの違いが分かると思います。
「たかが太陽!されど太陽!」
この僅かな違いが理解出来ないようでしたら・・・
多分Artistには成れないでしょう。
僕は撮影前からこの違いを表現するために、
使用するカメラとレンズを選び、詳細に設定して撮影し、
そのイメージを具現化するために現像します。

結局この事から感じて頂きたいのは、
Artistにとって最も大切な事は、撮影前における『完成作品イメージ』である。
少なくとも僕にとっては、その事が一番大切で重要な事です。

今回は簡単に短く書きましたが、
果たしてこの事をきちんと理解出来る方がどれ位いらっしゃるか?
多分理解出来る方は少なく、実行できる方はもっと少ないでしょう。
しかし世界でArtist活動するためには必要な能力だと思います。
他人の真似でなく、ユニーク(唯一無二)でオリジナリティーのある作品は、
撮影する前に既に完成しているのです。

どうか頑張って下さい!
少しでも僕が書くこのブログが皆さんのお役に立つのなら、
それはとても嬉しい事です。
「ケントさんのブログを読んで僕も世界に挑戦しています!」
そういう声がたくさん聞けるように、
僕自身も世界に挑戦し続けます。
一緒に頑張りましょう!
・・・・・
追伸
先ほど上の文章を少々訂正致しました。
「同時に撮影する」を「ほぼ同時に撮影する」に訂正致しました。
2秒程遅れて2枚目は撮影しています。
ミラーレスカメラのマイモード設定を上手に使用しています。
一度もファインダーから眼は離さず、
光芒を確認しながら撮影しています。
残念ながら僕が使っている高級一眼レフにはそのマイモードはありません。
ミラーレス機にしかついていないのでしょうか?
とても使いやすい機能なんですが・・・。
いずれにしましても、
現像で太陽や光芒を加工するのはお勧めしません。
自然に美しく表現する事が難しいからです。
太陽は撮影時にしっかりイメージ通りに撮るべきでしょう。
僕はそう考えています。
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時~22時 不定休 写真術講座開講中
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Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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