Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

SONYα7シリーズで撮る・ライトアップされた青い池!

2015年11月07日 | SONY Camera
SONYα7シリーズで撮る・ライトアップされた青い池!
SONYの実力を試す!!

皆様お待たせ致しました!
いよいよ本日(7日)夕方5時から北海道美瑛町の「青い池」でライトアップがスタートします。1月24日まで毎日17時から21時まで点灯します。

雪の無い中での照明です。
これはなかなか難しい事でしたが頑張りました。普段見る事の出来ない「異空間」を創造したつもりです。

それでは言葉で語るよりまずは写真、
写真家なので写真で照明、いえいえ証明致します。
(#^.^#)


Blue pond in midnight

この作品は世界的規模の超有名写真サイト「500px」に投稿しました。
Blue pond in midnight
そうしましたら7分後にEditors'Choice(編集者選抜)に抜擢されました。
このサイトでEditors'Choiceになる確率はとても低いです。
なぜなら毎日膨大な投稿数だからです。
そこから一日僅かに数枚しか選ばれません。
ご覧下さい。
500px - Editors'Choice
二日経ってもまだ上の方にいますでしょ!
(11月7日現在)
毎日3枚位(風景部門)しか選抜しない様な感じですね?
それにしてもこの写真は目立ちますね!
広告写真としても「青い池」を世界に紹介するのに最適な一枚だと思います。

ではこの写真の撮影データをどうぞ。
Camera:SONY α7R II (ILCE-7RM2)
Lens  : SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
Lens focal length : 24 mm.
Manual mode.
F4. SS 1.6 s. ISO 400. WB=Manual.
Not use a filter. Used a tripod.

ご覧のようにノイズレスで精細な写真が撮れました。
4Kで見るならこのノイズレスな暗闇が素晴らしいです。
ISO 200 400 800 1600 3200とそれぞれ撮り比べましたが、
8Kで将来観賞するなら、400迄で止めて置くのが無難な気がします。
忘れないで下さい。
たとえRAWデータといえども万能ではありません。
撮影後にISO感度を変える事は不可能です。
だからこそ撮影前に良く考えたいですね。

次は立ち枯れの木の水面で反射が美しい一枚。


Blue pond in midnight,Hokkaido
高画質は「500px」からどうぞ!
Blue pond in midnight,Hokkaido

撮影データ
Camera:SONYα7S (ILCE-7S)
Lens  : SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
Lens focal length : 35 mm.
Manual mode.
F4. SS 20 s. ISO 1600. WB=Manual.
Not use a filter. Used a tripod.

α7S (ILCE-7S) はさすがに高感度におけるダイナミックレンジが広い気がします。
この写真はJPEG撮って出しです。十分な感じがします。
時間も無いのであえてコントラスト等一切調整しませんでした。
ただここで大切な事実を書いておきます。
これはSONYの問題ではなく、色空間の問題ですが、
今回の青い池の写真は全てAdobeRGBで撮りました。
しかしここに貼っている写真はどれもsRGBに変換しています。
そうしますと残念な事に青色が全く違う色に変わってしまいます。
僕が使用しているEIZOのモニターはAdobeRGBをほぼ100%表示出来る最高級品ですが、
それを2台並べて使用していますから比較すれば直ぐに分かります。
こうやって見ますと、AdobeRGBの青色に関する色域の広さがやはり欲しくなりますね。
sRGBの色空間では素晴らしい青色から普通の青色に変わってしまいます。
残念ですが…。

続きましては星撮りです。
ライトを調整中に曇っていたのが、ちょっとだけ晴れてくれました。
そこで慌ててポスター製作用に縦位置で撮りました。


Pleiades & Blue Pond
『すばる(昴)と青い池』

ちょうど良いタイミングで、プレアデス星団(すばる)がど真ん中に見えています。
また池の水に反射する立ち枯れの木も美しくまたとない絶好のチャンス。
実はカメラの選択で少々悩みました。
この場面では超広角の16mmで撮りたいと考えました。
その画角のレンズは一つしかなく、α7S (ILCE-7S) とα7R II (ILCE-7RM2)のどちらを使うか?
10秒ほど考えて…先輩のα7S (ILCE-7S)を使用しました。
ISO 1600 3200 6400でそれぞれ3カット撮影。ちょうどその頃雲が出てきて星が隠れてしまいました。
画素的にはもちろん4200万画素のα7R II (ILCE-7RM2)を使うべきであり、同じレンズが2本必要だと痛感しました。
次回は2台で撮ります。
・・・しかしα7S (ILCE-7S) が優れているのは高感度のノイズだけではありません。
ダイナミックレンジの広さがこの写真の星空と立ち枯れの木の輝度差を救います。
撮影後の現像でその事を強く感じました。
星撮りには素晴らしいカメラです。

添付写真の撮影データ
Camera:SONYα7S (ILCE-7S)
Lens  : SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
Lens focal length : 16 mm.
Manual mode.
F4. SS 20 s. ISO 3200. WB=Manual.
Not use a filter. Used a tripod.

そして今回このブログでの初投稿になる作品を紹介します。
最後はα7R II (ILCE-7RM2)の4200万画素の実力を試します。


The blue pond in Hokkaido

Wao~~いや~~~素晴らしい!
この画像は本当に凄いです。
皆様にiMac 5Kもしくは65インチ4Kで見て欲しい!
そうすれば説明などいらないはずです。
これは美しいです!凄い!!
来月8Kで僕の写真を見るチャンスがあるんですが、
この写真はそれで見ます。
SONYの実力が8Kで分かるはずですから…。
ちなみにこの画像はJPEG撮って出しです。
それを16:9にトリミングだけしました。
素晴らしいのは電子ファインダーEVFです。
暗くてもマニュアルでピント合わせが簡単です。そして何より色!撮影現場で色を調整出来ます。ファインダーを覗きながら被写体の色と見比べて撮影出来る。この事がどれほど素晴らしいか?こればかりは説明出来ません。
ただ僕が言えます事は二つあります。
一つはもしEVFでなければ、光学ファインダーでJPEGの撮って出しなら、僕を納得させる色をだすのは相当難しいでしょう。
また少なくとも、フルサイズ以下で、今後僕が光学ファインダーのカメラを買うことはもうないでしょう。

撮影データ
Camera:SONY α7R II (ILCE-7RM2)
Lens :SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
Lens focal length : 55 mm.
Manual mode.
F3.2. SS 0.8 s. ISO 400. WB=Manual.
Not use a filter. Used a tripod.
高画質は「500px」からどうぞ!
The blue pond in Hokkaido

このツアイスブランドのレンズは最強ですね。
α7RIIと組み合わせるなら抜群の解像力を発揮します。
色のりも本当に素晴らしいです。
撮影していて僕自身が感動しました。
僕が何故仕事にオールドレンズを使わないか?
これで分かりましたでしょう…。
世界ではこのレベルの作品・画質が必要なんです!
もちろん趣味では時々相当昔のレンズも使いますが…。
(#^.^#)
最後の写真で全てがグット締まった様な感じがします。
ラストの1枚にふさわしいカメラとレンズでした。

さあ今日から本番スタートです。
もちろん途中から顔出します。
途中からと書きましたのは、この3日間で睡眠が殆ど0時間です。
さっきはトイレで眠ってしまいました。
便器の上でも器用に眠れるもんだなーっと我ながら感心しました。
(#^.^#)
しかし今夜はカフェ営業も致しますので、これから少々寝てから参加します。

また最後に大切な事を書いておきます。
皆様が想像しているより夜は寒いです。
特に今夜は夕方5時から気温は-2度位に下がる予報です。
どうか風邪など引かれませぬよう温かい服装でいらして下さい。
また雪が無いので、雪明かりも無く、駐車場から青い池までの道は暗いです。
よって足元が良く見えないと思います。
コンビニ等で売ってる小さなLEDの懐中電灯で構わないのでお持ちになった方が良いと思います。
写真撮る際にもカメラが良く見えて便利ですので。

それでは皆様、今夜からの「青い池のライトアップ」どうか楽しんで下さい!
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時~22時 不定休 写真術講座開講中
Tel:0166-92-5137
撮影で不在の時が多いです。来館前にお電話下さい!
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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