Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

『日本一のひまわり畑』北海道北竜町 : Lighting Test

2016年08月04日 | カメラ&写真
『日本一のひまわり畑』北海道北竜町 : Lighting Test
星とひまわりを同時に見れる!
畑の中に自由に入れる!!
観光客のためのひまわり畑。
The illuminated sunflower,02.08.2016
Hokuryu-town in Hokkaido,Japan.

前回は懐中電灯によるテスト撮影をしましたが、今回は来年度の本番に向けて本格的な照明機材を使ってテストしました。
夕方6時半から夜中の1時近くまで6時間以上に及ぶライトセッティングと撮影。
なんとその間に両腕は20っ箇所以上やぶ蚊に血を吸われました。ゲゲゲ~~~~今頃痒くて痒くて困っています。
(#^.^#)

The Sunflower Park. Hokuryu-town,Hokkaido.
まずはDaylightで普通に撮影。今が見頃で最高です!
ここはひまわりの迷路になっており、真ん中にお立ち台が設置されています。
今回は友人でもあるプロのモデル(ネージュ Neigeさん)を同伴して撮影にのぞみました。
北竜町のひまわり畑と美瑛町の畑の決定的な違いは、ここは観光のために作られた畑であり、自由に畑の中に入る事が出来ます。よって記念撮影はもちろんブライダル撮影も自由に出来ます。
素晴らしいですね!!
・・・・
Camera:SONY α7RII (ILCE-7RM2)
Lens :SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G
Lens focal length : 300 mm.
Manual mode.
SS=1/15s. F5.6. ISO=400. WB=Manual.
Used tripod.
このSONYの新型Gレンズは解像度が高いと感じます。特に望遠側300mmでも高解像度を維持します。また最短撮影距離が90cmで使い勝手が良く素晴らしいです。これが手に入ったので70-200mm f4.0 G の出番は殆ど無くなりました。

さて、ライトの設置と色の設定にしばらく時間がかかりました。
本番と違い照明器具の数が極端に少なく、満足のいく明るさと照射範囲を確保出来ません。そこでピンポイントで絵作りする必要があります。
何度も色々テストをくりかえしました。そうこうしているうちに、どんどん夜が更けて行きます。そして22時を過ぎた頃からやっと感覚が掴めました。


Getting up on the sunflower platform!
『ひまわり畑のお立ち台に立つ!』
来年は貴女がここに立つのです!!

Camera:SONY ILCE-7S(α7S)
Lens :SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G
Lens focal length : 217 mm.
Manual mode.
SS= 8s. F11. ISO=400. WB=Manual.
Used tripod. Croped.


Getting up on the sunflower platform 2
『ひまわり畑のお立ち台に立つ 2』

Camera:SONY ILCE-7S(α7S)
Lens :Carl Zeiss Batis 1.8/85
Lens focal length : 85mm.
Manual mode.
SS= 15s. F11. ISO=500. WB=Manual.
Used tripod.

実はひまわり畑の総面積はこの写真の何倍もあります。東京ドームの4倍だそうです。
この写真の撮影はSS15秒です。また等倍にしても彼女の表情が分かります。無風だったのであえて挑戦しました。ひまわりも動かず、そして何よりモデルの女性が15秒間ポージングし続けました。
さすがにプロフェッショナルです。素人モデルではこうは出来ません!
また撮影中の夜中に北竜町の町長夫妻がわざわざいらして食べ物の差し入れをして下さいました。
今回6時間以上に及ぶ撮影でしたが、多くの方のご協力で無事に撮影出来ました。
本当に感謝しています。
ありがとうございました!


You can see the sunflower and stars.
撮影が始まってからガスった様な天気で星がはっきり見えませんでしたが、夜中の0時を過ぎた頃、星とひまわりを同時に見る事が出来ました!
あまりに畑のスケールが大きいので、ひまわり畑のお立ち台に立つモデルがとても小さく見えます。
撮影終了後、彼女は道案内人がいないと、迷路になっているひまわり畑から脱出出来なくなりました。
(#^.^#)
最後になりましたが、
今回のテストにかかった費用は全て我々プロジェクトチームの自己負担です。
皆一つの大きな目標のために志を一つにして集中して仕事をしました。
僕が宿に帰ったのは夜中の2時半過ぎですが、直ぐに満室の宿泊客と早朝撮影や朝の仕事がありますし、他の皆さんもそのまま札幌に戻りすぐに仕事開始です。
こういう努力が来年度に向けて大きな一歩になると僕達は確信しています。
・・・・・
昨日Facebookや500pxでこれらの写真をUpしましたら、早くも外国から数件メールを頂きました。
一般観光客はもちろん、旅行関係者、ブライダルカメラマン等が興味を示しています。
『北竜町のひまわり畑に行くと何か楽しい事が出来そう!』
そう思って頂ける事が大切です。僕達はそのためのPRに撮影しました。
来年度の本番開催に向けてきっと大きく前進する事でしょう。
少なくとも僕はそう信じております。
このブログをお読み頂いています皆様の応援(ふるさと納税等)もどうか宜しくお願い申し上げます。
追伸:
地図 MAP:北海道北竜町 : Hokuryu-Town

『Japan No.1 Sunflower field』
Hokkaido Hokuryu-cho

Light up illumination in sunflower field will be introduced in the coming year!
You can enjoy star light with sunflower at the same time next year!
Also, no limited access in the sunflower field because the sunflower field is made for tourists.
You may easily get lost in sunflower field and there is a platform you can stand on in the middle of the field.
The total area of sunflower field is 4 times compared to Tokyo Dome(Baseball field in Tokyo). This is the biggest size in whole Japan.
As you can see in the photo attached, the sunflower field area is way too huge and the model standing on the platform looks so tiny.
After the photo shoot, she lost her way and could not find the way out. HAHAHA!
Next year is your turn to stand on the platform!
Please visit Hokuryu-cho in Hokkaido!
「Sunflower Festival」 will be held from Mid-July to Mid-August every year.


ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
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Tel:0166-92-5137
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