Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

ケント講座で8Kフォトコンテスト開催!

2019年06月03日 | 8Kモニター
ケント講座で8Kフォトコンテスト開催!

これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。「それは違う!」と突っ込まれても困ります。もし違うと思えば、それはそれで良いのです。100人写真家がいれば100通りの発想がある。それが自然で当然です。
(#^.^#)
前回書きましたように、
7月6日(土)と7月7日(日)、
北海道室蘭市で写真愛好家の集うイベント『撮りフェス』が開催されます。
また東京六本木の富士ギャラリーで、
友人であり同志でもある、谷田氏、山村氏と僕の3人で、
『8月30日(金)~9月5日(木)迄』
ある写真展を開催します。

そのどちらも、
DELLの8KモニターとEIZOのColorEdgeモニターを使用した写真展示・講演を行う予定です。


8Kモニターの凄さはWeb上では絶対に伝わらない、本物をご覧頂くしかないです!
今そこにある風景!本物よりも美しい!!
写真はiPhoneで撮影。

皆さんにご覧頂く写真を、「8Kフォトコンテスト」を開催して、僕が選んで一緒に展示する予定です。
お楽しみにどうぞ!!


また話は変りますが、
今回台湾本社のBenQと話しまして、
『次の様な写真を貴社のモニターで展示したら、「色ムラ」が見えますが、「ユニフォミティ補正回路」(色ムラ補正回路)の入ったモニターは無いのですか?』
その様に伺いましたら、
「Kentさんが使うなら、次のモニターをお勧めします。当社で最も正しい色を表示できる自慢のモニターです!」
そう話されまして…結局借りずに自腹をきって買いました!(借りますと言いたいことが言えなくなりますからね~~~笑)


こういう写真は「色ムラ」が分りやすいです。つまり画面全体に白色が多いと、両横の色変化が直ぐに分ります。会社の方が言われるには、プロの方でも中には、「使う際には、両横にソフトのパレットを置くので、多少色ムラがあっても使用上は問題無い。だから安い方が良い!」そう仰る方も少なからずいらっしゃいます…とのことでした。

まあ~プロを名乗る方など、喫茶店や美容室の数ほどいるでしょうから…笑。他人の事はどうでも良いですが、僕には許されないことです。自分はむしろ今現在カメラには殆ど差が無いと思っています。どのカメラでもそれなりに写りますし使えます。しかし、モニターは僕にとっては命です!「色に対して意識を持つ写真家」なら、安価な質の低いモニターなど使っていられるはずが無い!! 僕はそう考えております。





この色ムラ補正機能の無いモニターは、経年劣化も早いはずです。つまり年々使っているうちに、隅だけで無く、全体的な色も変化してくるはずです。BenQも当然その辺の事は周知の事実として、だからこそ、『KentさんにはPV270をお勧めします!』そのように言われたのでしょう。


★2019年6月3日現在の価格 「今の価格」
BenQが色に関して、現在最もクオリティが高いと自慢するモニター:PV270
4Kで無いただのWQHDの27インチで10万円します。これなら僕が使うEIZOのColorEdgeと価格的にほぼ並びます。


★EIZO-ColorEdge CS2420 「2019年6月3日現在の価格」 
「今の価格」


★EIZO-ColorEdge CS2730 「 2019年6月3日現在の価格」 
「今の価格」

次は6月つまり今月発売予定の最新モデル!
★ColorEdge CS2731
60W給電対応のUSB Type-Cを搭載した27型液晶ディスプレイです。

…いずれにしましても、この際1台買って1年くらい使ってみて、発色や経年変化もTestしてみようと思いました。

一方で2万円で買える様な、ゲーマーしか使えない27インチモニターも販売しているような会社が、本気で作ったと豪語して昨年7月に発売したフラッグシップなモニターです。それをTestせずに批判するのは間違いでしょう。

昨今の中国製品の中には、安かろう悪かろうという製品もまだありますが、一方で、安くても素晴らしい製品、つまりCP(コストパフォーマンス)の高い製品も少なくないのです。

と言うことで本日から、
DELL 8K、27インチがEIZO ColorEdge、BenQ PV270と3台並べて使ってます。色の達人になるにはある意味貴重な体験かも…爆笑!!


追伸:

Apple の6Kモニター発表に大きく失望!

Appleの6Kモニター発表、ニュースで見ました…
コントラストが100万:1は立派だと思います。またコントラストを上げるためには輝度を高くする必要があります。

ただ残念なことがいくつかありまして…
まずは色範囲がAdobeRGBではなく独自の色空間である事です。

そもそも世界中で発売されてるカメラの色範囲が、sRGBかAdobeRGBのいずれかです。それ以外はありません!

なのに、それに対応しないなんて…何なんでしょうか!!
まるで昔のSONYベータ・ビデオを見ているようです…爆笑。
世界のカメラで使用している汎用性を無視した色空間など、問題外だと思います。

また今の時代、6Kが数年前の5Kに対してどれほどの価値があるのか?
5K発売当時はそれが世界で最高解像度だったのです!!
8Kが存在する今、6Kに買い換えさせる意味は???

Appleがもし8Kを発売するなら…
高くても、買う人は世界中に多数いるでしょう。…しかし6Kとは中途半端で、TVも8Kになる今、世界をリードするAppleの発売するような製品では無いと思います。

それこそ、
僕の作品がThe Apple Worldwide Developers Conference (WWDC)2012で、バック・スクリーン画像に採用された時は、『我々(Apple)がこれまでに作ったモニターで最も美しい物です…』当時のMacBook Proをその様に話して発表されたのです。

Apple - WWDC 2012 - Blue Pond in Biei,Hokkaido


この6Kには、
その時の先進性を感じさせるような技術も、わくわく感も全く感じないのは僕だけでしょうか~~~ただただ高価なだけの様な気がします。

ジョブズCEO亡き後、
迷走している感が否めないApple。
残念に思うのは僕だけでしょうか…
(>_<)

いずれにしましても、
先ずは7月6日と7日、北海道室蘭市の会場で、皆様とお目にかかれますのを楽しみにしております。

もちろん、今年も2日目(7日)午後に開催される、ライブPhoto Contestイベント『ケント白石賞』。
今年のケント賞の賞品は、EIZOのモニターをプレゼント致します。高画質のColorEdge(カラーエッジ)ですよ!!
これは会場に最後まで残れる人だけにチャンスが有ります。
ぜひ多数のご参加挑戦を期待しております!


みんな!
今年も室蘭『撮りフェス』に行こう!!

撮りフェスin室蘭 2019 - Trailer




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ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。



ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。
以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。講座の中で詳しく講義しているんですが…写真にとって最も大切な「訴求ポイントと絵心」の話にも繋がりますので、ぜひご覧ください。

『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。
優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。
そして…
僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。
2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!


全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。
さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。
『ケント白石の科学的写真術講座』

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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.




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