500px・プロ写真家向けサイト
「500px」、
2009年アメリカのトロントから発信され、
最初は1000人規模の小さなサイトだったようですが、
今年50万ドル以上の投資を受け、ブレークした写真サイトのようです。
美しい画面で、画像周りに広告もなく、プロにとっては次の3点が使いやすい。
１、テーマ別の「ポートフォリオ」写真集が簡単に作れて、スライドショーもOK。
２、自由に写真販売が出来、手数料も安く大変良心的。
３、著作権の管理がしっかりしている。
今までの既存の写真サイトはアマチュア向けでしたから、
それはそれでもちろんOKですが、プロの参加が少ないのも当然でした。
さらに今までプロが参加していた既存の写真サイト「Flickr」、
こちらに不満を持つユーザーも多数獲得しているようです。
今まですでに色々な写真サイトがあり、
大体大きく分けると２つのタイプに分かれます。
１、誰でもが自由に参加・投稿できるサイト
海外写真サイトのFotoblurがそうですし、日本のサイトが殆どこのタイプです。
２、サイト運営側が投稿画像から選別するサイト
これは海外写真サイトの1x.comなどがその代表でしょう。
FINEART-PORTUGALもそうです。
私の個人的感想では、
Fotoblurは自分のギャラリーとして使うには広告もなく、
画面は美しく素晴らしいです。
また一年に４回も写真集の発行があり、
そこに自分の画像が掲載される楽しみがあります。
特に発表の機会が少ないアマチュアにはとても良いと思います。
問題はプロ写真家にとってですが、
まず残念なのがテーマ別の「ポートフォリオ」が作れない事。
プロにとってこれは大切です。
一応ポートフォリオは作れるんですが…使い勝手が良くないです。
有料会員にだけでも、もっと自由度の高いテーマ別に作れる、
またビジネスにも使えるポートフォリオが欲しいですね。
さらにもっと書くと、自分の投稿画像を販売できない事。
アマチュア・メインのサイトですから、しかたがないんですが、
趣味で使うプロはまずいないのでなかなか参加するプロが増えません。
そうなると普通は日本のサイトのようにクオリティが下がっていくんですが、
わりとそうならずに頑張っているところがFotoblurの素晴らしいところです。
また1x.com、
こちらはサイト側が画像選別して掲載しますから、
当然クオリティは維持できます。
しかし一方でかなり偏った選別になりやすいのも事実でしょう。
例えば「風景写真」等は通常の「現像」を大きく超えた「加工作品」も多いです。
またサイトはfotoblurよりも使い辛いです。
一応ホームページ機能等があるにはありますが、
どれだけの方が使っているのか？
わざわざ作る意味があまり感じません。
また私のPCマシンは相当ハイスペックですが、
それでもこのサイトはかなり重たいです。
ただプロも参加するのは、閲覧数が多いのと写真販売出来るからでしょう。
例えば私の掲載作品ですと、閲覧数が５万以上の作品があり、
すでにプリント販売もされてます。
ただどうでしょう？
サイト側に払う手数料もかなり高く、
まして自分が売れると思える作品が必ずしも掲載されないので、
プロ写真家でここでのビジネスを考えている方は少ないと思います。
ようするにいずれにしましても、両サイトともハイアマチュア向けであり、
また当然それはそれで結構なことで何も問題ありません。
さらに既存のサイト「Flickr」ですが、
私はここには最初から投稿する気が起きませんでした。
正直広告等が多く、ギャラリーとして観た場合、
全く美しさに欠けて写真が綺麗に見えないからです。
実は「500px」も、しばらく興味がなかったのですが、
米国在住の友人で「NATIONAL GEOGRAPHIC」にも写真提供しているプロが、
ぜひ一緒に参加しようと声をかけてくれまして、
投稿する画像まで選んでくれました。
彼のプロとしての眼力と直感が凄かったのでしょうが、
いきなりTopページに掲載され、数日たった今現在（10月26日）も続いています。
この500pxの面白いのは、もちろん自分で好きな画像を投稿できるんですが、
ちなみに無料で30メガバイトまで投稿できます。
メンバーによる投票で人気を点数化します。
いわゆるレーティング・システムです。
このアルゴリズムがとてもよく出来ています。
面白いのは、今例えば80点の画像でも、
数日間一票も入らなければだまって点数が下がるシステムです。
よってどんなに今高得点の画像でも、数ヵ月後に、
投票も何もなくなれば、相当点数は下がります。
もちろん簡単な計算ではなく、非常に複雑な数式によって点数が出ます。
閲覧数、お気に入り数、投票数、この作品が「好き」、「嫌い」等、
色々な要素が盛り込まれているようです。
もちろん賛否両論、色々問題もあるでしょうし、
今後改善される部分も出てくることでしょう。
しかしプロ写真家やそれを目指す者に花道を与えてくれて、
「貴方の最高の作品をここに投稿して下さい・・・。」と言うサイト側の趣旨。
どういうものかまだ良く分かりませんが、
とりあえずしばらくここに参戦することにしました。
プロ写真家の皆さんはもちろん、将来写真家を目指す方、
また自分の写真で金を稼ぐ（言い換えれば売れる写真と評価される）、
ぜひそういう事に挑戦されたい方にはお勧めです。
今後はさらに発展して、プロ写真家が一番参加するサイトになると思います。
もちろん、アマチュアも初心者もたくさん参加しています。
サイト側も出来るだけ多くのメンバーを募る為にその辺は工夫しており、
「ギャラリー」も「Popular」が人気得票ランキング順に表示。
「Editors'Choice」はサイト側による選別。
「Fresh」は新しい投稿順に表示、そんな感じで用意されています。
ただし注意して頂きたいのは、上記友人が言うには、
クオリティの低い作品、評価されない作品は、
低い点数ですぐに展示されるギャラリーから消えていくとの事です。
実際見ていると、投稿数日で50点以下の画像が殆どで、
最悪なのは点数表記の部分にN/A、すなわち投票なし、評価もされない。
見向きもされないと言ったら失礼ですが、そういう画像も多いです。
誰でも投稿できますが、誰も見てくれない（閲覧数が低い）、
また評価されない、そういった状態でどんどん展示ギャラリーから、
消えていく画像も多いようです。
もっともたとえそうであっても、
自分個人のギャラリーとして、画像をたくさんストックされて、
ポートフォリオ（写真集）を作ることは可能ですし、
そうやって楽しんでいるアマチュアの方もたくさんいます。
いずれにしても、参加者の中には意識の高い写真家も多く、
投票・評価に関しては結構シビアなサイトという気がします。
今後色々わかってきたらまたここに書きますが、
最後に一つだけ、iPad専用の「500px」アプリが無料で出ました。
誰でも「500px」の素晴らしい画像をスライドショーで音楽もつけて楽しめます。
ようはiPadがデジタル・フレームになるのです。
世界中のプロ写真家の傑作作品を手軽に無料で鑑賞できますので、
ぜひ皆さんにはお勧めします。
もちろん、展示ギャラリー選択を「Fresh」にすれば、
今貴方が投稿した作品も世界中で見ているんです。
これって考えただけでも楽しいですね！
ですからたとえまだ腕に自信がなくても、初心者であっても、
参加できますよ！
iPadお持ちの方は、早速下記アプリをダウンロードしてください。
私も昨日からこれで楽しんで見ています。
★「500 for iPad」
またiPhone用は下記アプリが出ています。
★「ISO500 for 500px」
ブログ村「写真講座」ランキングに参加しております。
今回の内容がお役に立ちましたら一票投票お願いします。出来るだけ多くの方に読んで頂ければと思います。
下記「写真講座」ボタンクリックで一日一回だけ投票できます。
ご注意!!
画像の無断転載・盗用は法律違反で犯罪です。あくまでも閲覧だけにして下さい。
「500px」、
2009年アメリカのトロントから発信され、
最初は1000人規模の小さなサイトだったようですが、
今年50万ドル以上の投資を受け、ブレークした写真サイトのようです。
美しい画面で、画像周りに広告もなく、プロにとっては次の3点が使いやすい。
１、テーマ別の「ポートフォリオ」写真集が簡単に作れて、スライドショーもOK。
２、自由に写真販売が出来、手数料も安く大変良心的。
３、著作権の管理がしっかりしている。
今までの既存の写真サイトはアマチュア向けでしたから、
それはそれでもちろんOKですが、プロの参加が少ないのも当然でした。
さらに今までプロが参加していた既存の写真サイト「Flickr」、
こちらに不満を持つユーザーも多数獲得しているようです。
今まですでに色々な写真サイトがあり、
大体大きく分けると２つのタイプに分かれます。
１、誰でもが自由に参加・投稿できるサイト
海外写真サイトのFotoblurがそうですし、日本のサイトが殆どこのタイプです。
２、サイト運営側が投稿画像から選別するサイト
これは海外写真サイトの1x.comなどがその代表でしょう。
FINEART-PORTUGALもそうです。
私の個人的感想では、
Fotoblurは自分のギャラリーとして使うには広告もなく、
画面は美しく素晴らしいです。
また一年に４回も写真集の発行があり、
そこに自分の画像が掲載される楽しみがあります。
特に発表の機会が少ないアマチュアにはとても良いと思います。
問題はプロ写真家にとってですが、
まず残念なのがテーマ別の「ポートフォリオ」が作れない事。
プロにとってこれは大切です。
一応ポートフォリオは作れるんですが…使い勝手が良くないです。
有料会員にだけでも、もっと自由度の高いテーマ別に作れる、
またビジネスにも使えるポートフォリオが欲しいですね。
さらにもっと書くと、自分の投稿画像を販売できない事。
アマチュア・メインのサイトですから、しかたがないんですが、
趣味で使うプロはまずいないのでなかなか参加するプロが増えません。
そうなると普通は日本のサイトのようにクオリティが下がっていくんですが、
わりとそうならずに頑張っているところがFotoblurの素晴らしいところです。
また1x.com、
こちらはサイト側が画像選別して掲載しますから、
当然クオリティは維持できます。
しかし一方でかなり偏った選別になりやすいのも事実でしょう。
例えば「風景写真」等は通常の「現像」を大きく超えた「加工作品」も多いです。
またサイトはfotoblurよりも使い辛いです。
一応ホームページ機能等があるにはありますが、
どれだけの方が使っているのか？
わざわざ作る意味があまり感じません。
また私のPCマシンは相当ハイスペックですが、
それでもこのサイトはかなり重たいです。
ただプロも参加するのは、閲覧数が多いのと写真販売出来るからでしょう。
例えば私の掲載作品ですと、閲覧数が５万以上の作品があり、
すでにプリント販売もされてます。
ただどうでしょう？
サイト側に払う手数料もかなり高く、
まして自分が売れると思える作品が必ずしも掲載されないので、
プロ写真家でここでのビジネスを考えている方は少ないと思います。
ようするにいずれにしましても、両サイトともハイアマチュア向けであり、
また当然それはそれで結構なことで何も問題ありません。
さらに既存のサイト「Flickr」ですが、
私はここには最初から投稿する気が起きませんでした。
正直広告等が多く、ギャラリーとして観た場合、
全く美しさに欠けて写真が綺麗に見えないからです。
実は「500px」も、しばらく興味がなかったのですが、
米国在住の友人で「NATIONAL GEOGRAPHIC」にも写真提供しているプロが、
ぜひ一緒に参加しようと声をかけてくれまして、
投稿する画像まで選んでくれました。
彼のプロとしての眼力と直感が凄かったのでしょうが、
いきなりTopページに掲載され、数日たった今現在（10月26日）も続いています。
この500pxの面白いのは、もちろん自分で好きな画像を投稿できるんですが、
ちなみに無料で30メガバイトまで投稿できます。
メンバーによる投票で人気を点数化します。
いわゆるレーティング・システムです。
このアルゴリズムがとてもよく出来ています。
面白いのは、今例えば80点の画像でも、
数日間一票も入らなければだまって点数が下がるシステムです。
よってどんなに今高得点の画像でも、数ヵ月後に、
投票も何もなくなれば、相当点数は下がります。
もちろん簡単な計算ではなく、非常に複雑な数式によって点数が出ます。
閲覧数、お気に入り数、投票数、この作品が「好き」、「嫌い」等、
色々な要素が盛り込まれているようです。
もちろん賛否両論、色々問題もあるでしょうし、
今後改善される部分も出てくることでしょう。
しかしプロ写真家やそれを目指す者に花道を与えてくれて、
「貴方の最高の作品をここに投稿して下さい・・・。」と言うサイト側の趣旨。
どういうものかまだ良く分かりませんが、
とりあえずしばらくここに参戦することにしました。
プロ写真家の皆さんはもちろん、将来写真家を目指す方、
また自分の写真で金を稼ぐ（言い換えれば売れる写真と評価される）、
ぜひそういう事に挑戦されたい方にはお勧めです。
今後はさらに発展して、プロ写真家が一番参加するサイトになると思います。
もちろん、アマチュアも初心者もたくさん参加しています。
サイト側も出来るだけ多くのメンバーを募る為にその辺は工夫しており、
「ギャラリー」も「Popular」が人気得票ランキング順に表示。
「Editors'Choice」はサイト側による選別。
「Fresh」は新しい投稿順に表示、そんな感じで用意されています。
ただし注意して頂きたいのは、上記友人が言うには、
クオリティの低い作品、評価されない作品は、
低い点数ですぐに展示されるギャラリーから消えていくとの事です。
実際見ていると、投稿数日で50点以下の画像が殆どで、
最悪なのは点数表記の部分にN/A、すなわち投票なし、評価もされない。
見向きもされないと言ったら失礼ですが、そういう画像も多いです。
誰でも投稿できますが、誰も見てくれない（閲覧数が低い）、
また評価されない、そういった状態でどんどん展示ギャラリーから、
消えていく画像も多いようです。
もっともたとえそうであっても、
自分個人のギャラリーとして、画像をたくさんストックされて、
ポートフォリオ（写真集）を作ることは可能ですし、
そうやって楽しんでいるアマチュアの方もたくさんいます。
いずれにしても、参加者の中には意識の高い写真家も多く、
投票・評価に関しては結構シビアなサイトという気がします。
今後色々わかってきたらまたここに書きますが、
最後に一つだけ、iPad専用の「500px」アプリが無料で出ました。
誰でも「500px」の素晴らしい画像をスライドショーで音楽もつけて楽しめます。
ようはiPadがデジタル・フレームになるのです。
世界中のプロ写真家の傑作作品を手軽に無料で鑑賞できますので、
ぜひ皆さんにはお勧めします。
もちろん、展示ギャラリー選択を「Fresh」にすれば、
今貴方が投稿した作品も世界中で見ているんです。
これって考えただけでも楽しいですね！
ですからたとえまだ腕に自信がなくても、初心者であっても、
参加できますよ！
iPadお持ちの方は、早速下記アプリをダウンロードしてください。
私も昨日からこれで楽しんで見ています。
★「500 for iPad」
またiPhone用は下記アプリが出ています。
★「ISO500 for 500px」
ブログ村「写真講座」ランキングに参加しております。
今回の内容がお役に立ちましたら一票投票お願いします。出来るだけ多くの方に読んで頂ければと思います。
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ご注意!!
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