Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

日本は中国に負ける!! -『躍進する世界の8K』

2019年12月29日 | ケント白石の科学的写真術講座
日本は中国に負ける!! -『躍進する世界の8K』
日本が生み出したと言っても過言では無い8K!…しかし既に世界では急速に普及が進み、欧州フランスはもちろん、中国にも…その普及レベルで日本は大きく負けている

ここで書きますことはあくまでも僕の個人的な意見・感想です。ここは僕のブログですから好き勝手に書かせて頂きますが、特定の方を中傷非難するつもりは毛頭ありません。あくまでも自分が感じた事、思っていることを書かせて頂くだけです。しかしもしお気に障りましたら、どうか笑ってお許し下さい! 宜しくお願い申し上げます。

『躍進する世界の8K』
28日NHK朝の30分番組を観まして…

以前から思っていたことですが…改めて感じましたのは、
「日本はまた抜かれて取り残される…」
そういう思いです。
日本のNHKが世界で最初に開発に取り組んだ8Kでしたが…中国や欧州に比べて、政府や民間企業の意識が低く、早くも抜かれました。
中国では、放送さえまだ無いのに、既に2万台もSONYの8K-TVが売れているそうです。また欧州Topのフランスでは、なんと5万台販売されるとのこと…そしてさらに欧米のArtist達は、競って、既に8Kコンテンツ制作を行なっている。それを政府も民間企業も後押ししています。
★NHK BS8K「躍進する世界の8K」で分かったフランスと中国の凄さ

では日本では…
パナソニックは、社長が8K-TVを「ニッチな市場」などと、トンチンカンな世界観のずれた発言をして…失笑され、SONYは既に米国と中国で8K-TVを販売して、中国では好調な売り上げを続けている様ですが…日本での販売予定は現時点で未定です。
つまり…日本は、日本企業からも後手に回されています。


貼付写真は、今現在、写真講座で使用しているKent-PCと3台のモニターです。
向かって一番右にあるのが、約32インチ、DELLの8Kモニター
★DELL UP3218K (8K)
8Kに使うコンテンツ作りには、当然ですが、8Kモニターが必要です!!

今後世界で売れるのは、言うまでも無く『8Kコンテンツ』です。
日本はその分野でも既に遅れています。

もし興味がおありなら、上記の番組が来年1月11日11時から、BS1で再放送します。
BS1-NHK 『躍進する世界の8K』
ぜひご覧ください。

世界の中で、8Kが大躍進していることが分かるでしょう。
そして…日本が、このままでは今後さらに遅れていくことも…想像出来るはずです。

我々も「写真」という日本語に縛られていますと、とても世界に発進するのは無理です。

本来の語源から考えますと、8Kの様な、光だけで表現できる世界こそ、まさに光で描く画=フォトグラフィーと言えるわけです。そして逆にプリントするなら、それは印刷(プリント)という別な表現に変わると考えることも出来ます。つまり、かつてポジフィルムでしか見れなかったフォトグラフの世界が、将来は8Kが当たり前の世界になり、光だけで表現されることで、本来のフォトグラフィーの世界に回帰する。絵具で描かれる絵画と今まで以上にはっきり区別される世界になる、そうも言えるわけです。

今後世界で、8Kが普及すれば、写真はドンドン変化していくでしょう。
光で描くものは全て大きな枠組みで「写真」と見なされるようになるはずです。

優れた先見性のあるArtistは、日本を離れて、8Kが普及する世界に、どんどん出て行くでしょう。
何故なら…『写真は目的のあるArt!』だからです。

いよいよ来年、
8Kを取り巻く環境が、世界のあちこちで大きく変わり、動き出すでしょう…

皆さん、
良いお年をお迎え下さい!!



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ここからは、Kentの宣伝広告です!
ケント講座は、初中級者向けに、これまで3年間講義をして来ました。
その膨大な講義テキスト・動画は、受講生なら誰でもいつでもご覧頂く事が出来て、皆さんの自由な時間にしっかり学べます。

そしていよいよ2020年からは、
8Kコンテンツに使用する「絵心」ある作品作りを、集中的に講義します。

ただ…巷にある写真講座のように、受講生をけしてお客様扱いはしませんので…本気で学びたい方が集まる講座です。そこのところご理解下さい…笑。


ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。
以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。講座の中で詳しく講義しているんですが…写真にとって最も大切な「訴求ポイントと絵心」の話にも繋がりますので、ぜひご覧ください。

『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。そして…僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。

2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!

さらに2019年7月の第4回目「撮りフェス」では、DELL 8KモニターとEIZOの最新高画質モニターを同時に展示したモニター講演を開催。
日本が世界に誇る、精度が高く経年劣化に強いEIZOモニターと、世界唯一のプロが使用出来るDELL 8Kモニターを、贅沢にも2台並べて展示講習会を開きました。
(#^.^#)
撮りフェス初日『写真現像・印刷に関するモニター講座』
撮影:Nao Akimoto


そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。
『ケント白石の科学的写真術講座』

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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.



Kent Shiraishi's "Blue Pond & First Snow" is chosen by Apple as one of its desktop backgrounds,now.


Apple - WWDC - Blue Pond in Biei,Hokkaido

The Blue Pond in Hokkaido Changes Colors Depending on the Weather


Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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