今回は日本人が多数活躍しそうです。
以前書きましたが、
初めてお読みになる方のためにもう一度書いておきます。
僕が毎年必ず挑戦しているフォトコンテストがあります。
それは米国ナショナル・ジオグラフィック社で行なわれている、
世界で一番人気のある有名な下記コンテストです。
★National Geographic Photo Contest
2011年に、僕が日本人で初めて入賞してから、
昨年2013年のコンテストで、
2人目の日本人が入賞しました。
★2013 National Geographic Photo Contest
彼の作品は素晴らしいと思います。
今後世界で活躍されるでしょう…。
もし皆さんが写真家として世界で活動したいなら、
この「ナショジオ」のフォトコンテストに入賞するのが近道だと思います。
日本以外では名刺は使いませんが、
そのかわり世界ではネットが共有ですから、
このコンテストの入賞は名刺代わりに使えます。
それほど「ナショジオ」は世界的に有名です。
日本よりももっとずっと世界での知名度が高く、
欧米諸国、中国、ロシアでも人気です。
また近年、同じくナショナル・ジオグラフィック社で行われている、
新しいコンテストがあります。
それは「Traveler」という旅行写真誌のコンテストです。
こちらでも昨年一人の日本人が入賞しました。
★Traveler Photo Contest 2013
まだまだ日本人の入賞者は上の3名だけであり、
世界中から応募投稿があるので大変狭き門です。
しかし投稿する事はいたって簡単です。
1、作品は過去2年以内に撮影された写真である事。
2、HDR・合成等は認められない。
(過去の入賞者で後から取り消された者もいます)
3、RAWデータを保持している事。
(上記の様な不信を持たれた場合に提出を求められます)
4、参加費用は写真一枚につき15米ドル。
そして今春、今開催中なのが次、
★Traveler Photo Contest 2014
6月末まで投稿参加出来ます。
また「ナショジオ」のフォトコンテストは、
世界の他のフォトコンとはかなり違いがあります。
米国で行なわれるだけあって、面白いほど民主的です。
まず「ナショジオ」のフォトコンテストに共通しているのは、
3名の厳選された審査員が選ぶ入賞者とは全く関係なく、
「ナショジオ編集者」が気に入った作品を毎週選ぶ、
「The Editors' Favorite」編集者選抜というものがあります。
これは毎週選抜されるので、
選ばれる枚数が多いのですが、
過去のコンテストを調べますと、
殆どの入賞者はこれに選ばれています。
まあ当然と言えば当然ですね。
選ぶのがナショジオの編集者ですから。
よって「The Editors' Favorite」に選ばれるのは、
予選通過の様な感じです。
僕は毎年この「The Editors' Favorite」に選ばれる事を、
一応自分の最低限の課題にしています。
ちなみに今現在(4月8日)、
コンテストが開始されて2週目ですが、
選ばれた日本人は4名です。
しかも何とそのうち3名が、
僕を入れた上で紹介した3人、過去の入賞者です。
やはり常に入賞を狙う様な意識レベルの高い写真家は、
毎年挑戦して、当然の様に編集者に選ばれています。
(#^.^#)
また「ナショジオ」とは関係ない米国の他の有名誌の編集者も、
毎回勝手に独自の選考をしてWeb上で発表します。
有名なのは「Big Picture」と「In Focus」。
この二つのWebサイトに選ばれ掲載される事は大きな意味があります。
こんな素晴らしいチャンスの有るコンテストは他にありません。
ぜひ多くの皆様の参加を期待します。
特に日本人女性の参加が少ないです。
元々女性の入賞者は世界でも少ないです。
ぜひこれを機会に、
日本人女性の初入賞を目指して、
どうか頑張って挑戦されて下さい。
では今現在選ばれている日本人4名の「The Editors' Favorite」をご紹介させて頂きます。
★Climber
★Explosion
★Floating car
★Green Pond & First Snow、Hokkaido
・・・・・・
前回はここまで書いたんですが、
その後コンテストは続きまして第3週に入り、
なんとさらに日本人が3名もThe Editors' Favoriteに選ばれました!
ではその3名の作品もご覧下さい。
★Shunbo - The long view of Spring.
★frozen lake
この方の作品はネットで時々拝見します。
素晴らしい作品が多いです。
★strange rock 0450
この作品は北海道の風景です。
こうやって世界に紹介されるのは、
「どさんこ」としてはうれしいですね!
以前から書いていますように、
北海道を世界の観光地にするには、
こうやって北海道の素晴らしい写真を
世界のメジャーな表舞台に発表する事なんです。
それをしてくれる写真家が「SAMURAI Photographer」です。
優れた侍写真家が10人いれば、
北海道に来る外国人観光客を100万人どころか200万人にも出来ると思います。
(#^.^#)
さて「ナショジオ」では、
たとえ入賞しなくても、
こうやって編集者に選ばれるだけでも世界に紹介されます。
すでに中国でも紹介されています。
★中国国家地理
「ナショジオ」の人気は国際的です。
だからプロフェッショナルも多数参加するのです。
ナショジオのフォトコンをアマチュアのコンテストであると錯覚されている方がおります。
これは全くの間違いです。
ナショジオのフォトコンは世界におけるその知名度によって、
世界中からプロも参加し、
アマチュアと同じ土俵で戦う数少ないコンテストなんです。
そのかわり過去の入賞者を見ますと、
やはりプロフェッショナルの入賞が多いようです。
しかし、だからこそ戦う楽しさがあります。
ぼくが何時も書いていますように、
一流のアマチュアは二流のプロより上である。
この事を実力で証明できるのです。
しかも今現在「編集者」に選ばれた日本人7名の皆さんのうち、
プロは僅かに2名です。
ぜひこれを機会に、自分の実力を世界で試してみたい方は
早速挑戦されて下さい。
また下記「ナショジオ」のサイトから、
今回編集者に選ばれた作品に「投票」できます。
皆様が自由に選ばれた作品に1~10点まで点数をつける事が出来ます。
その結果最も平均点が高い作品は「閲覧者が選ぶ優秀作品」として入賞になります。
この辺も民主的な米国らしいコンテストですね。
宜しければ皆さんも投票にご参加ください。
(…すでに終了しています。)
★「Voting・投票」
「ナショジオ」のコンテストでは、
3ヶ月の投稿期間で通常は2万枚近い作品が集まります。
毎週「The Editors' Favorite」をご覧頂くだけでも世界のレベルが分かり勉強になると思います。
全ては「挑戦」する事から始まります。
今までどちらかと言いますと、
日本の写真界はガラパゴス化していると僕は感じております。
ようするに井の中の蛙という事です。
カメラ製造では日本は世界一。
では写真家は???
という感じでした。
しかしもはやそんな事は無いと思います。
今回のコンテストで、
おそらく最低10人以上が「編集者」に選ばれるだろうと考えています。
これは今までに無かった事です。
いずれは日本人の入賞者が同時に多数生まれる事でしょう。
僕は日本人の皆さんの活躍を楽しみにしています。
ぜひぜひ、
僕と一緒に世界に挑戦しましょう。
まず一歩踏み出して下さい!
(#^.^#)
最後に先日奇麗な夕陽が見れました。
ご覧下さい。
北海道美瑛町
やっと北海道にも春が来る。
そんな感じの夕陽でした。
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer
Kent Shiraishi
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