Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

SONYで撮れるOnly Oneの太陽写真- SONYの実力をお見せします!

2014年12月01日 | SONY Camera
SONYで撮れるOnly Oneの太陽写真
SONYの実力をお見せします!!

先日は少々SONYに対して苦言を述べました。
もちろんそれはSONYに頑張って頂きたいからです。
SONYは最も大切な事を忘れている!- 画竜点睛を欠く!!

そこで今回はSONYの実力について話します。

ご存知のように現在のカメラは、
ファインダーで大きく二つに分かれます。
2大メーカー(ニコンとキャノン)が今もフラッグシップに使用している光学ファインダー。
そしてSONY、Panasonic、OLYMPUS、Fuji等が使っている液晶ファインダーです。

このファインダーの違いが撮影時に大きな影響を与えるのは太陽の撮影です。
液晶ファインダーは太陽をそのまま見て撮影出来ます。
しかし光学ファインダーでは眼に大きなダメージを与えるため覗けません。
よって常に動く太陽をファインダーで覗きながら撮影するのは不可能です。

またこれまでのカメラの常識では、
太陽を普通に撮影しますとゴーストやフレアが出て、
また太陽がブルーミングしたり、いびつな形になり易く、
結果として、太陽を構図から外す事が多くなり、
日常的に太陽を撮るという事は少なかったのです。

しかしミラーレス一眼の登場がその常識を変えました。
まずは写真2枚をご覧下さい。





どちらも同じ冬の太陽を撮影しています。
太陽の形やゴースト等がハッキリ分かる様に、
露出はわざと暗く撮影しています。

誰が見ても上の写真の太陽の方が美しいですよね!
下の写真は太陽の形がいびつであり、ゴーストも盛大に出ています。

実は上の写真はSONYのカメラシステム(カメラ+レンズ)で撮りました。
SONYα7R+SonnarT*FE35mmF2.8ZA
それに対して下の写真は、
あえてメーカー名は書きませんが、2大メーカーの一社で高級カメラと最高のレンズを使って撮影しています。
そのシステムの価格はSONYのちょうど2倍になります。しかしこの程度の太陽しか撮れません。これが現実です。

SONYで撮った写真を適正な露出にすれば下の様な写真になります。


北海道美瑛町

そして昨日、
SONYα7S+ Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZAを使い、
北海道の十勝岳の麓「望岳台」で太陽を入れた風景を撮りました。
ご覧下さい。


「望岳台」北海道美瑛町

この最新のレンズは素晴らしく、
僕が使えばズーミングする事で、
太陽の形やゴースト等をコントロール出来ます。
上の写真はワイド端の16mmで撮影しました。
しかも露出を調整した以外に加工はしていません。

もちろん手持ちでファインダーを覗きながら、アングルを自在に変えて、太陽の光芒がもっとも美しく伸びたところでシャッターを切っています。今現在こういう撮影が出来るのはミラーレス一眼だけです。光学ファインダーでは出来ません。

そしてご覧のように、ゴーストが全くありません。これがSONYの実力です!

C社からも仕様がほぼ同じレンズが発売され、アダプターをつけて使う事が出来ます。ただし盛大にゴーストが出ます。
( i _ i )
もし太陽を美しく撮りたいなら、純正レンズを使う事をお勧めします。

そしてもっとも大切な事ですが、
太陽を撮るなら、
絶対にプロテクトフィルターを外して下さい!
そんな陳腐なガラスをつけますと、ゴーストが盛大に出ます。

最後に、実はこの一年間、
SONYのカメラシステムで、
僕は太陽を撮り続けました。
次回はその太陽写真を多数お見せ致します。
お楽しみに!



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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.




Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。



ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。
以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。講座の中で詳しく講義しているんですが…写真にとって最も大切な「訴求ポイントと絵心」の話にも繋がりますので、ぜひご覧ください。

『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。
優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。
そして…
僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。
2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!


全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。
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『ケント白石の科学的写真術講座』