Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

SONY α7RII - 写真撮影の楽しさを満喫できる傑作カメラ!

2015年08月18日 | SONY Camera
SONY-α7RII
写真撮影の楽しさを満喫できる傑作カメラ!

まずは写真をご覧下さい。
昨日の天気は曇りと雨で「青い池」にとって悪い条件でしたが、
最新のカメラSONYα7RIIで撮った試験的写真を添付します。


Camera:SONY α7R II (ILCE-7RM2)
Lens  :Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
"The Blue Pond - yesterday morning"
Biei in Hokkaido,Japan.
I do not at all developing these images after shooting.

Aperture‐Priority: F11. SS1/10. ISO-100.WB=Manual.
Not Crop.Not Use a Tripod. Not Use a Filter.

撮影はスタンダード設定。Jpeg撮って出しです。
アスペクト比16:9にて撮影(約3600万画素)。
撮影後のトリミングは無し。手持ち撮影です。

次の2枚は上の写真の一部を等倍に拡大しました。




These images have been enlarged view of a part of the photo.100%Crop.

まず気に入ったのは「5軸手振れ補正」の効果とシャッター振動の無さ。
1/10秒のSSでさえ、完全手持ち撮影(柵とか使わずに)出来ます。
ご覧の様に全くブレていません。
もはや昼間の普通の撮影に三脚は不要!
少なくとも僕は通常の撮影で三脚を使う事は無いです。
それよりも「構図の自由」と「シャッターチャンス」を優先出来ます。

また解像度は語る必要もないほど精細で緻密。
世界最高のEVF(電子ファインダー)が、
マニュアルフォーカスでピントを正確に合わせ易い。
これで確実にパンフォーカス撮影出来ます。
しかも撮影後はそのままファインダーを覗きながら拡大して、
ピントと手振れを正確に確認出来ます。
たった1枚の撮影で確実に撮れます。

楽しい!撮影が本当に楽しい。
僕のイメージ通りに撮れます。
このカメラが世に出た事で、
3年後から始まる『8K-TV』の時代に向けて、
僕は今からスタート出来ます。
8Kは一画面で3,000万画素超えの情報量を表示出来ます。
そのために僕はSONYα7R2の使用を決めました。
素晴らしい!

前回僕は書きました。
『EVFを使いこなしている方はとても少ない…。』と。
実際このカメラを買われて、
直ぐに僕の宿に宿泊された方も結構おりますが、
何も設定しないでそのまま光学ファインダーと同じ様に使用されている方が殆どです。
もちろんそれはそれで結構ですが…。
しかしもし自分にとって使いやすい様にきちんと設定されたなら、
もっと快適に、もっと楽しく撮影出来るのに!
僕はそう感じています。

例えば、最初にクリエィテブ・スタイルは「スタンダード」に設定されています。
実はこのスタイルを変えるとファインダー内の見え方(色彩・コントラスト等)が、
全て変わります。
よってこの設定は重要です。
ちなみに僕は普段『ニュートラル』に設定し直して使っています。
この設定にすると、特に屋内では色がより自然に見えます。
また実際の撮影も「スタンダード」では彩度やコントラストが高過ぎる場合があります。

次の写真は「ニュートラル」で撮影しました。


「今朝の青い池 早朝」
この写真もJpeg撮って出しですが、4K-65インチTVで見ると、
実に自然でかつ階調豊かな色彩が見れます。
しかも一番奥の木や葉っぱまでも精細緻密に描写しています。
おそらく8K-TVで見るならさらに精細な描写が見れるでしょう。
今からとても楽しみです。
(#^.^#)
Camera:SONYα7R2 (ILCE-7RM2)
Lens  :Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
Aperture‐Priority: F11. SS1/15. ISO-100. -0.7EV. WB=Manual.
Not Crop. Not Use a Tripod. Not Use a Filter.

撮影はニュートラル設定。Jpeg撮って出しです。
アスペクト比16:9にて撮影(約3600万画素)。
撮影後のトリミングは無し。手持ち撮影です。
池面に空が反射した部分も白トビしていません。
(#^.^#)
ここで一つ使いやすい設定項目について書きます。
「ISO感度」をISO AUTOにします。
例えばISOを100~6400でAUTOに設定します。
そうしますと勝手にいつでもカメラがISOを変えます。
しかし「ISO AUTO低速限界」というメニュー項目があります。
そこで僕はこれを1/8秒以下に設定しています。
つまりそのシャッタースピードまでは設定最低のISO-100のままなのです。

上記写真は1/10秒、1/15秒で撮影していますからISO-100です。
もし1/8秒より遅い速度で撮影するなら、ISO感度が自動で上がります。
この機能は僕の様に絞り優先で速写性を重視する者にとってはとても使いやすいです。
しかも自分で手振れしないSSの限界速度を自由に決めれます。
僕の場合、55mmの上記レンズなら1/10秒まで手振れさせないで手持ちで撮れます。
ですから「ISO AUTO低速限界」を1/8秒以下に設定しました。
もし1/60秒以下なら不安だと思う方は、そのSS限界を1/60に設定すれば良いのです。

実はこれは大切な事ですが、
たとえノイズが少なくなっても、必要もないのにむやみに感度を上げない方が良いです。
なぜなら、それは微妙に色にも影響するからです。
一流のプロはその事を知っています。
ですからこの設定機能はとても役立ちます。
カメラを使いこなすには知識が必要です。
知識がある者にとっては、このカメラは素晴らしい道具になるはずです。

最後にもう一枚ご覧下さい。


「一寸先は雨」 北海道美瑛町
"The future is a heavy rain"
Biei in Hokkaido,Japan.

車で6kmの長い直線を走っていると、数百メートル先が豪雨になっているのが分かりました。
生憎、上記レンズ55mしか持っていませんでしたが、車から降りて撮影しました。
その写真から等倍で切り取りました。
それで分かった事ですが、
このカメラは「白トビ」に強い!
高画素機は白トビに弱いという危惧が僕の心にありました。
しかし嬉しい誤算で、その不安は吹き飛びました。
このカメラは「白トビ」に強いと感じます。
素晴らしい!
(#^.^#)
まだまだこれから機能や実力をテストしていきます。
ではでは次回も楽しみにして下さい。
(#^.^#)
ケント白石
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