Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

世界で活動するために今年も頑張ります!

2013年02月01日 | カメラ&写真
「Asia Society」でついに特集掲載されました!

掲載写真は9枚で、僕のインタビュー記事も書かれています。
世界で活動するためにどうしても掲載されたいWebでした。

ちなみにここに掲載されますと、
数日で米国とアジア圏だけで数十万人が読むそうです。
当然そこからまた先に広がっていき、
あっという間に100万人単位で世界中の皆さんが閲覧することになります。

そしてここに掲載された写真は他の国にも配信(シェア)されます。
少しでも世界の多くの方に自分の事を知って頂くためには、
大切な営業活動であり重要なWebの一つです。

最近僕の知っている日本人写真家で紹介されたのは2人だけです。
その1人である女性写真家は今や世界的に有名です。

今回編集者とのお話で、「色」についての拘りを話しましたら、
記事に素晴らしいタイトルをつけてくれました。

Japan's 'Blue Pond' Photographer Captures a Color for Every Season

今年の目標の一つを早くも達成出来て嬉しいです。
とても感謝しています!!

「Asia Society」を知らない方も結構いるでしょうが、
写真や映画の紹介など芸術や教育に力を入れており、
NYのマンハッタンに本部を持ち、アジアを中心とした世界的な規模の団体で、
Wikipediaでも詳しく紹介されています。

Asia Society

Facebookページも人気でそちらでも紹介されました!
Facebook-Asia Society

今年も一歩々昨年よりさらに前進するよう頑張ります。
日本に外国人観光客を誘致するためにもどんどん世界に発信します!
応援して下さい!!

ケント白石

追伸:

色々質問メールが来ています。
時間が無く全部にご返答は出来ません。
申し訳ないです。

ただ気になる同じような質問が二人から来ましたので、
これについては少しだけここで書きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「僕は東京の・・大学(写真学科)に在学中です。
ケントさんの写真や活動に興味がありましてブログもFBも読んでいます。
いつもアクティブな発言や行動にリスペクトしてます。

・・・僕も将来は世界で活躍出来るプロ写真家を目指しています。
大学では技術的には自分はTopレベルだと自惚れて言う訳ではありませんが、
周りの連中には負けない自信がありますし、
ちゃんと写真の勉強しない友達とか見てるとこいつら馬鹿だなと思ったりもします。
また教授のレベルも低いし、こんな学校で学べる事は少ない時間の無駄かもと考えます。

・・・今まで国内のコンテストは相当入賞してきました。
今後は国際的な大きなコンテストとか狙って有名になろうと考えています。

自分は誰かの下で適当な写真撮って食べていく様な、
そんな2流の写真家にはなりたくないです。
独立したプロ写真家を目指すつもりです。

…こんな僕に何か役に立つアドバイスがありましたらどうか宜しくお願いします。
色々生意気書いて申し訳ありません。
でも大学の先生よりケントさんに聞くのが正しいと考えました。
これからも目標にしてますし応援しています・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう一人も多少違いますが、やはり学生で同じような質問内容でした。

さてと・・・多分二人とも20代前半ですよね?

自分のその頃思い出しますね・・・
恥ずかしいくらい生意気でした!
それこそ生意気が服着て歩いている様なものでした。

なんか君らにも同じような臭いを感じます。
ハッキリ言ってとてもとても臭いぞ!

そのままこれから世の中生きていけると思うのは勝手ですが、
多分そうはいかないでしょう。

必ず大きな挫折が待ってるはず。
人生は君らが考えているほど甘くはないです。

まずはその事をアドバイスしておきます。
どうせそう遠くないうちに身をもって分かるでしょうが…。

また時間の無駄だと思う様な大学なら、
さっさと退学した方が良いよ!

授業料はもちろん親が払ってるんだろう?
入学金やら何やら入れたら4年間で800万円は超えるだろう?
退学して働いたらいい。
でも多分それも出来ないでしょう?

それにね、写真の腕は見てないから分からないけど、
十分自惚れてるぞ!

自分の事で話すけど、
僕程度のレベルは世界にわんさといます。
それも100人や200人のレベルではなくもっともっとたくさんです。

自分は今まで一度も「俺が世界のTopレベルだ!」
そんな事は考えた事も無い。

だからもし、君が僕のレベルにも届かないなら、
間違っても自惚れるな!

世の中には「口で写真撮ってる奴が多い」。
たいした仕事も無いくせに、口でシャッター切るだけです。

アマチュアならもちろん何でもOKです。
金持ってれば、わんさと新しい機材集めて、
ヘボでも口でも、何でも撮ってれば良いんです。

でもプロ写真家目指すんだろ?
独立したいんでしょ?

だったら、
口で大阪城建てないで、犬小屋でもいいから自分で建てるようにしないとね!

独立するってことは、自分が社長で、営業マンで、写真家だからね!
君の様なそんな考えで営業が出来ますか?

ハッキリ言って、写真の腕が並みでも稼いでいる人間はいるし、
技術が一流でも家族も養えない者もいます。
自分で営業出来ないなら、誰かの下で働くしかないでしょ?

実はここから書く事が一番大切なんですが、
どんなビジネスでも、成功する決め手は技術ではないんです。
「コミュニケーション能力」
これが大切です。

君は残された学生生活でその事を十分学んだ方が良いです。
その事で参考のために、もう一つ自分の事を書きますと、

昨年僕は米国アップル社に作品が採用されましたが、
僕を直接選んでくれた映像部門の編集者二人、
また契約は当然英語ですから、
その際に大変お世話になったアップル・ジャパンの映像編集者の方、
今でもこの3人の名前は覚えていますし、とても感謝しています。

また今回上で書いた「Asia Society」で、
やはり僕を世界中の写真家から選んで下さった女性編集者、
彼女にもほんとに感謝しており、お礼の文章を昨日メールしました。

どちらも世界中に僕程度のレベルの写真家は多数いるにもかかわらず、
僕を選んでくれたんです!

そして日本でも、
ナショナル・ジオグラフィック日本版の編集長が、
わざわざ札幌や旭川の書店の店長、
そして美瑛町長に手紙を添えて、
さらには僕の行きつけの珈琲店のマスターにまで手紙を書き、
僕の写真が掲載された「ナショジオ」を送って下さいました。

こうやって応援して頂ける方がいるからこそ、
僕は活動出来るわけで、本当にありがたい事です。

もし君達が、
「Kentさんに実力があったからだと思います・・・」
そう考えるならそれは間違いです。

「運が強い!」

ただそれだけです。
だから僕は皆さんに感謝しているんです。

もちろん常に10年先を意識して考え、
その努力はしてきたつもりです。

・・・しかし、
世界では誰でもプロならその程度の努力は普通にしています。

その広い世界の中で、
こんな僕の作品でも誰かが評価してくれて、
誰かが選んでくれて、その結果世界で活動できる。
ほんとに僕はそう考えています。

だからはっきり言えるのは、
君達の様な未熟な写真家の卵が、
ただただ生意気なだけで、大したことない技術のくせに、
友人や周りが馬鹿に思えるようなら、
まったくもって未来は暗い!
そう考えた方が良いです。

僕の事などリスペクトする必要ないです。
結果だけ見て目標にするのもナンセンスです。

大切なのは「心」
感謝する心です。

その「心」があれば、
君達の様な発想にはならないだろうし、
被写体や周りの人にも感謝する気持ちが生じ、
おのずと撮る写真も変わるはずです。

そして
自分一人の力で何でも出来ると思わない事、
まして一人では一流にはけしてなれません。

なぜなら一流とは、
周りが認めて初めて一流なんですから。
そのことを忘れない事です。

最後になりましたが、
学生生活を無駄にするもしないも自分次第です。
時間が無いと学べない事が世の中にはある。
学生時代は人生で最も時間を作れる時。
そう考えれば学生生活は貴重です。

時間を無駄にしないよう、
日々精進して下さい。

大した事は言えませんが、
これが僕からのアドバイスです。

さらに追伸:

ほんとに僕は運が良かったと思います。
でもそんな自分が昔から好きな言葉があります。

リンカーンの言葉で、
That some achieve great success, is proof to all that others can achieve it as well
誰かが成功をおさめることが出来たということは、他の人にも同じ事ができるという証明である

言い換えれば、
「ナショジオの入賞」、「アップル社の採用」も、
日本人で僕が初めて出来たという事は、
今後は皆さんも同じように出来る証明だと思います。

そして次は一番好きな言葉・・・

I will prepare and some day my chance will come.
準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。

その日が来る時のために、
準備を怠らない事が一番大切だと思います。

頑張って下さい!

ケント白石
Kent Shiraishi Photography

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