Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

少しの間休みます。

2014年04月04日 | フォトエッセイ&フォトアート
少しの間休みます。

昨日元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ氏(Michael Schumacher)の、
昏睡状態がずっと気になっていますと書いたばかりなんですが、
本日次の様なニュースがありました。

★ミハエル・シューマッハ、意識もどる

これがもし本当ならとても嬉しいです。
そして一日も早く意識が完全に回復される事を祈っております。

ところで同じく昨日、
僕も危機一髪助かったという話を書きましたが、
ここ数日体調が良くありません。
それで大変申し訳ありませんが、
少しの間休養させて下さい。

・・・・・

また昨日「青い池」の現在の状況も見て来ました。
ご覧下さい。



まだまだ雪があります。
そして今日、また雪が相当降りました。
「青い池」になるのはまだ先の様です。

それにしてもせっかく雪が融けだしたのに、
今日の雪でまた冬に戻ったような感じがしました。

体調が悪い時にこの天気ですと、
ますます憂鬱になります。
(#^.^#)

最後の写真は二日前、
暖かい太陽が融雪剤の蒔かれた雪丘を照らす一枚。
ご覧下さい。



★「太陽が雪を融かす」
北海道美瑛町

暖かい朝の太陽が雪をどんどん融かしていました。
撮影していても気持ちが良かったです。

この写真は気がついた方も多いでしょうが、
「哲学の木」を撮影しました。
この時期はさすがに誰もいません。
みんな雪が汚くなったので撮りに来ないのでしょう。

しかし僕にとってこの木はいつでも大切です。
苦しい時、悲しい時、
何故かこの木を見ると勇気と元気が湧いてきました。

だからいつ撮影しても、
僕は必ず一枚の絵にして見せます。

今回も道路から手持ちで撮影しています。
しかもただ撮影したのでは、
完全な逆光ですから手前の雪が真っ暗になってしまいます。
そこでHDR機能を使っています。

ただしこの機能で「Retina Photo」を作るのは、
簡単そうに思われるかもしれませんが、
実はそれなりに知識と経験が必要です。
一般的には後から現像で創作する方が自然に奇麗に出来ます。

使い方によっては、
グラフィックデザインのような絵になってしまいます。
最初からそうしたいのなら問題ありませんが、
自分の眼で見ている様な写真にするには、
研究しないと使えません。

僕はこの使い方をHDR(ハイダイナミックレンジ)とは呼ばず、
NDR(ナチュラルダイナミックレンジ)と呼んでいます。
自然に見える様に使うという意味です。

実は実際に僕が見ていた風景はもっと明るいのです。
ご覧下さい。



Retina Photoというなら、
よりこちらの方が僕の見ていた景色に近いでしょう。

しかし作品としてはどうなのか?

これは自分が何を表現したいかによるでしょう。
甲乙をつける問題ではありません。

僕が本格的に作品を創作する場合は、
何十ものテストパターン(見本)を作ります。
それこそアップル社が採用した「青い池」の場合、
たしか200近い見本を創作したはずです。

そこから最終的に一つを選択します。

多数のスタッフで選択する場合もあれば、
たった一人で選ぶ時もあります。
それは仕事によりけりです。

けしてこうでなければいけないと決め付けるのではなく、
何に使うのか?誰が使うのか?
もちろん自分が使う作品なら
全ての選択は自分が決めます。

しかしもし依頼されたお客(クライアント)がいるなら
当然クライアントの希望を優先して作品は出来上がります。

それが大切な「顧客満足」だからです。
以前にも書きましたように、
「自己満足」はアマチュアの趣味であり、
またそれは特権でもあります。

いずれにしても僕にとっては
創作する事が何より楽しい事です。
(#^.^#)

・・・・・

さて上で書きましたように、
申し訳ございませんが、
少しの間休ませて下さい。

体調を整えてまた復活する予定です。
皆様も健康にはくれぐれもご注意ください。

それではまた後日…。
いつもお読み頂きましてありがとうございます。

ケント白石

北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer
Kent Shiraishi

Kent Shiraishi Photography
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