実は僕は自分で車を運転するのとCar Raceが大好きです。
そして元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ氏(Michael Schumacher)の昏睡状態がずっと気になっています。
★ミハエル・シューマッハ氏、事故後から現在までの状況
★ミハエル・シューマッハ氏のスキー事故、ドイツ人が偶然ビデオ撮影
実は僕も子供の頃からスキーをずっと滑っていました。
ゲレンデ以外でも滑り、
また深雪だろうと岩のあるところであろうと、
大体のところは滑り降りる自信がありました。
またカメラを抱えたままストックを持たずに、
滑る事もありました。
雪山で本格的な写真撮影をするなら、
写真家自らがスキーをそれなりに滑れるようでなければ、
まず良い写真は撮れません。
そういう場面においても僕は困る事はまずありません。
しかし僕も無理をして何度も転び、
周りをひやひやさせた事がありました。
しかし骨折はもちろん、一度も怪我をした事さえありません。
ただスキー靴がその場で木端微塵に砕けた事はありましたが…。
今回の彼の事故は、
けしてスピードが出ていた訳でもなく、
普通のゲレンデの横にある岩に、
不幸な衝突をした事による事故だと伝えられています。
僕も事故現場の動画を見ましたが、
ヘルメットをしていた彼がそんな事故を起こすような現場には見えませんでした。
本当に不運が重なったのでしょう。
そうとしか考えられません。
実は写真撮影においても同じ様な事故は起きています。
僕も数年前に、
美瑛町にある十勝岳が噴火した際に泥流を流す大きな側溝、
その上にコンクリートで出来た隔壁の様な滝に登って撮影していました。
いつもの様にファインダーを覗きながら、
一歩一歩下がっていたその時、
体がふわりと浮いた感じがして、
次の瞬間意識をなくしました。
意識が戻るまで何十秒か数分か?
自分では分かりませんが…。
気がついたら、
自分の頭の両横に大きな岩があり、
右手に持っていたカメラはそれにぶつかり木端微塵。
左手に持っていた一脚もヘッドが折れていました。
おまけに左腕は血だらけ。
しかし奇跡的に、
僕の頭と体はその両横の岩に挟まれるかのように、
すっぽりと収まっていました。
もし数センチ左右どちらかに動いて落ちたなら、
僕は確実に頭が岩にぶつかっており、
カメラや一脚の様になっていたでしょう。
・・・・・・・
実はこんな事を書くのは、
最近も危ない事があったからです。
今回も命が助かったのは、
ただただ運が良かっただけです。
そうでなければ、
その場で死んだか、
それとも昏睡状態になったか…。
いずれにしてもまた命拾いしました。
本当に運が良かっただけです。
また最近は「生きているのではなく」、
「自分は生かされている」。
そうも思えるようになりました。
いずれにしましても、
こうやってまた撮影が出来る事に、
しみじみ感謝したいと思います。
これから先、
いつまで撮影できるか分かりませんが、
死んでから悔やまない様に、
妥協せず精進し続けます。
最後になりましたが、
シューマッハ氏の意識が一日も早く回復します事を祈り、
また深く念じております…。
・・・・・
写真ブログですから、
このまま終わってはいけませんね。
(#^.^#)
一昨日の朝日が昇る瞬間をご覧下さい。
★「Sunrise Right Now」
北海道美瑛町
4月の雪丘に日が昇る。
美瑛町は日が出る山が高いので、
低い丘には、直ぐには陽が当たりません。
まず僕の足元がオレンジ色に染まって来ました。
それから低い雪丘に徐々に光が当たり始めます。
実は難しいのはこういう時の撮影。
カメラのオートホワイトバランス(WB)ですと、
光の当たらない雪丘まで色が(赤っぽく)被ります。
そこで必ずもう一枚、
真ん中の雪丘に合わせたWBで撮影します。
そして現像する事で、暗い中でも、
真ん中の雪丘が白い雪である事が表現出来ます。
そうすることで自分の眼で見ていた色合いに近い表現・雰囲気を出せるようになります。
ご覧下さい。
最初の写真と見比べて頂く事で、
その違いが分かるはずです。
僕達の眼は一枚の写真を見て色温度を決めれるほど、
「絶対的な感覚」を持ち合わせていません。
しかし2枚を比較した際には分かります。
すなわち「相対的な感覚」には優れているのです。
ホワイトバランスの調整は本当に大切です。
撮影はもとより、現像も、
けしてこれで満点という事は無いのです。
日頃より高い完成作品を目指して
日々努力していこうと考えています。
もちろん命は大切です。
健康である事に感謝しながら、
またそれを維持出来るよう注意しながら、
これからも撮り続けたいです。
また今回は一部の皆様にご心配をおかけしました事、ここでお詫び申し上げます。
(#^.^#)
The photography information :
Camera : SONY ILCE -7R
Lens : Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
F16. SS= 1/160. ISO=100.
The filter and the tripod are unused.
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer
Kent Shiraishi
「Kent Shiraishi Photography」
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