Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

J.F.REY & ZEISS - 僕の眼鏡

2015年09月02日 | カラーマネジメント=CMS
J.F.REY & ZEISS - 僕の眼鏡
撮影&現像するのに眼鏡はとても大切だと思います。


今日新しい眼鏡が届きました。
フレームは結構気に入っているJ.F.REY
東京代官山の直営店から取り寄せました。
レンズは地元で旭川の素晴らしい眼鏡店「中里メガネ」で製作。
いつも確かな技術で信頼出来るTさんに作って頂きます。

既に右目が霞んで良く見えない僕には、眼鏡はとても大切。
撮影時に正確にピントを合わせるために、
また現像時にPCを見ても出来るだけ眼が疲れない様に、
さらには「カラーマネジメント」する上で、白い色が出来るだけ白く見える必要がある。

これまでは、レンズ・メーカーに特に拘らなかった。
国産メーカーのNikon、HOYA、SEIKO、
どれも素晴らしい眼鏡用のレンズを作っています。
だからいつもこの3つのメーカーのいずれかで製作していました。

しかし毎日数時間現像する僕は、
PCで現像する際に目の疲れを減らすために、
「Blue Light」をカットするようになり、
そのために新しいコーティングをしたレンズを使っていました。
ところが国産のメーカーは青色をカットすると、白が黄色っぽく見えてしまう。
特に白い雪が黄色い雪に見えたのは困りました。
これはプロ写真家にとっては致命的です。

しかし光の3原色を考えれば当然の事です。
レンズ表面で青色をカットするために眼に入る青色が少なくなり、白色が黄色く見えてしまう。
原理は簡単です。
そこでどうしたら良いかを上記「中里メガネ」の眼鏡技術者Tさんと考え、
結局、減った分に出来るだけ近い「青色」をレンズに加えた。
ようするにサングラスを作る事になる。

実は最近までこの方法しかなかった。
しかしこの方法には大きな欠点もある。
そう、元々青色成分の少ない色を見る時、逆に青く見えてしまう点です。

そして、今回メガネを作る際に、
Tさんが「白石さんにぜひお勧めしたいレンズがあります…。」そう言った。
それが「ZEISS」だった。
ZEISSは表面コーティングではなく、
レンズ内部でブルーライトをカットする方法を考えたそうです。
その複雑なレンズ内部の構造は明らかにされていませんが、
結論から書くと、国産のどのメーカーよりも白色が黄色く見えない。
正確に書くと、もちろん裸眼には敵わないが、許用範囲であり、
わざわざ後からレンズに青色をつける必要が無い。

そしてもう一つ大切な事が分かりました。
今までのレンズの中で一番ぎらつかない。
すなわち反射がとても少ない。
これは太陽の反射している所を見て、
またレンズへの反射を比較して分かりました。
素晴らしい!
「太陽を撮る」僕に、とてもぴったりのレンズ!
ついにカメラのレンズも眼鏡のレンズも「ZEISS」になった。


ZEISSの眼鏡レンズは「Z」の識別マークが刻印されています。
光にかざすと浮かび上がる。
なかなかカッコイィー
僕は気に入りました…。

「色」がどう見えるか?
僕はこの事にこれからも拘るでしょう。
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
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