初雪降る頃、僕はいつも神聖で神秘的な「青い池」を見ています。
今回は『Daytime Long Exposure=日中長時間露光』で撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/82/0eee4f341a9fd655e1e957efedad9c91.jpg)
「雪の青い池」北海道美瑛町
初雪が降る頃の青い池はいつも魅力的です。
色は毎年変化して必ずしもいつも青くは無いです。
しかしそれでも僕は毎年同じ様に神秘的で神聖な感じを受けます。
手前に沈んでいるのは枯れて朽ちた木です。
あえてこの木と雪の付いた雑草も入れました。
いまや誰もが撮影している池ですが、
それでも自分の写真は直ぐに分かります。
皆さんの多くは、池に着くと直ぐに撮影を開始します。
でも僕は一度ゆっくり全体を歩いて見てから撮影ポイントを決めます。
そして今回は、池に沈んだ朽ち果てた木と雪の付いた雑草を構図の脇役に決めました。
僅かな構図の違い、撮影方法、現像の違いが、
結局大きな違いになります。
(*^_^*)
また出来るだけ僕は自分の見たその池を再現したいと考えています。
撮影時は細かな雪が降り、色もコントラストも淡く、水彩画の様な感じで、
しかも情感たっぷりの青い池でした。
この場面では、
コントラストを強めたり、
彩度を上げたりするのは野暮ったい。
僕はそう感じて、
もっと繊細に表現するように心掛けました。
そこで今回は『Daytime Long Exposure=日中長時間露光』で撮影。
フィルム時代と違い、
現代の写真家は画家と同じで「色」について全ての責任を持っています。
要するに写真家が全ての色を決めるのです。
その事は言い換えるなら、色の再現において、
技術もセンスも全てがあなたの手に委ねられているという事です。
その点を良く認識されて今後さらに精進されて下さい。
上の作品はきっと世界で人気が出ると思います。
追伸
予想通り、500pxでもTopページ(風景部門)に掲載されました!
彩度とコントラストが高い作品が多数を占める中、
ひと際目立つ作品です。
色の洪水と呼べるほど多数の色を使った作品は数あれど、
白と青の2色がメインで表現された作品はまずありません。
それがユニークな作品という事でまた世界で人気が出るのです。
常に世界のアートな動きにアンテナを張る必要があります。
ただし、誰かの真似はダメです。
オリジナリティこそ命です。
ユニークが最高!
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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