福岡タワーとの対話

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『LPジャケット美術館』“クラシック名盤100選”読書中

2014年01月20日 20時57分01秒 | 積読、音読、心読
先の『バーンスタイン名盤100選』“LPジャケット美術館II”読み終えずのまま、LPジャケット美術館のIを借りて読んでいる。

LPジャケット美術館II同様、高橋敏郎氏著作である。この本の中で興味深く読んだ箇所がある。LPジャケットの目的が縷々述べられており、少々長くなるが引用したい。
「盤を袋に入れてホコリから守る。そして表に情報を記載する。本来、これだけがジャケットの役割だった。ところが、やがてジャケット自体が販売促進のための重要なツールであることに気がつく。店で、いかに顧客の目を捕えるか。できれば手に取って眺めてもらいたいし、最終的には買ってもらいたい。かくしてグラフィック・デザイナーの腕の見せ所の時代となった」とある。
斯くの背景を経て、店頭に並ぶLPジャケットを手にすることになったようだ。高い芸術性に腕を振るうデザイナーの活躍があったのだ。30cm×30cmのカンバスに録音内容と対峙した結果を表現したのだろう。

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