福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

山本兼一著「とびきり屋見立て帖」シリーズを連読する

2015年05月28日 21時10分05秒 | 積読、音読、心読
2015年5月28日木曜日、今日一日暑く蒸してた~(天候晴れ)。午後9時過ぎ現在時外気温23℃湿度67%、南南東の風2m/s。

山本兼一著「とびきり屋見立て帖」シリーズを連読している。
老眼の進む目には本のフォントが小さくて、読むのが辛い。
そこでつい、Kindle版をクリックしてしまう。私には山本と言えば“山本一力”作品だったのだが、あらかた読み尽くし新作も未だ手に入れていない現状、別の作家“開拓”のつもりかも。

幕末の京。道具屋の若夫婦が、時代に登場する数々の人物と関わりながら、生業の道具屋として懸命に生き進む様を、おかしくも真剣に綴る作者の境地を垣間見る。
国文学者の長男として京都に生まれ、更に真言宗僧侶を先祖に持つ山本兼一氏。惜しくも57歳にして昨2014年早逝の直木賞作家。
未だ一冊の作品も読んでいなかったが、次を読みたくなるものがこのシリーズにはある。シリーズ順ではないが以下3作品を連読した。

赤絵そうめん

いきなりの「龍馬」登場だが、以降は以外な展開に興味が募る、この作品が読み始めだった。道具(作中では骨董も含め壺や茶碗、書画、掛け軸、扇等々の所謂、茶の師匠や数奇者が好む品が多い)の目利きのイロハも述べられ、誠に興味深い。作の背景や経緯も見逃せない情報だ。

千両花嫁

若い夫婦のスタート地点と思えた。

ええもんひとつ

以上3冊はKindle版で。
いずれも、先へ先へと読み進めるのが面白いですね。特にKindle版だとリーダー1個に何冊(何百冊も?)も収めることができるんで、いつでもどこでも気楽に、大きな文字で読めるのが嬉しい。暗い場所でも読めるし~ 架空のストーリーとは言え、登場の人物が実名なとこも面白いし、芹沢鴨なんてのはあんなにちと◎◎が足りない暴力的な浪士だったのか~みたいな印象も抱きますしねえ・・・

利休の茶杓、これは未読である。

未だKindle版化しておらず先日、図書館で借りて来たもの。少し目を通したが辛さ変わらず。いよいよもって老眼鏡手配か? 残り一冊、読み辛くなったら読むのを止せばいいし。気楽に構えるのも大事ですよね~


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