福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ジュゼッペ・シノーポリという指揮者のこと(その2)

2015年05月30日 22時17分41秒 | 音楽、聴きかじり
2015年5月30日土曜日、朝から雨模様。午後8時50分現在時外気温19℃湿度94%、北の風1m/s。小笠原諸島で震度5強の地震があった模様。「N響ザ・レジェンド」エアチェック中に放送が地震情報に替わり、ホルスト・シュタイン指揮N響のブラームス「交響曲第2番」エアチェックは途中までとなった。テープはそのまま録音状態で残り時間はずっと地震情報が録音されている・・・(泣)

さて、
シノーポリ指揮の作品、新たに2枚加わった。
Mad About Beethoven

Beethoven: Violin Concerto In D - 3. Rondo
Shlomo Mintz; Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra
ベートーヴェン作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61(第3楽章)
ヴァイオリン:シュロモ・ミンツ
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
ベートーヴェン作品からのオムニバス版であるが唯一、ヴァイオリン協奏曲(の第3楽章)が収録されでおり、他は全てカラヤンとベルリン・フィルの作品である。

楽しみにしていたのはこちら
Puccini: Manon Lescaut, Madame Butterfly Etc. [Disc 1-2]

ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ・ハイライト作品集
歌劇《マノン・レスコー》から・・・録音:1983年12月、1984年1月
歌劇《ボエーム》から・・・1959年8月ローマ
歌劇《トスカ》から・・・1990年5月ロンドン
歌劇《修道女アンジェリカ》から・・・1991年フィレンツェ
歌劇《蝶々夫人》から・・・1987年4月
歌劇《トゥーランドット》から・・・1981年5月ウィーン
上記○印が、シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団演奏作品である。歌い手は以下のとおり。
⇒歌劇《マノン・レスコー》
ソプラノ、マノン:ミレッラ・フレーニ
テノール、デ・グリュー:プラシド・ドミンゴ

⇒歌劇《トスカ》
ソプラノ、トスカ:ミレッラ・フレーニ
テノール、カヴァラドッシ:プラシド・ドミンゴ
バリトン、スカルビア:サミュエル・レイミー

⇒歌劇《蝶々夫人》
ソプラノ、蝶々夫人:ミレッラ・フレーニ
テノール、ピンカートン:ホセ・カレーラス
アンブロンジアン・オペラ合唱団

他の3作品はと言うと
⇒歌劇《ボエーム》
ソプラノ、ミミ:レナータ・テヴァルディ
テノール、ロドルフォ:カルロ・ベルゴンツィ
ソプラノ、ムゼッタ:ジャンナ・ダンジェロ
バリトン、マルチェッロ:エットーレ・バスティアニーニ
バス、コッリーネ:チェーザレ・シエピ
指揮:トゥリオ・セラフィン
管弦楽:サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団・合唱団

⇒歌劇《修道女アンジェリカ》
ソプラノ、アンジェリカ:ミレッラ・フレーニ
指揮:ブルーノ・バルトレッティ
管弦楽:フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団

⇒歌劇《トゥーランドット》
ソプラノ、トゥーランドット:カーティア・フレーニ
テノール、カラフ:プラシド・ドミンゴ
ソプラノ、リュー:バーバラ・ヘンドリクス
ウィーン国立歌劇場合唱団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

いずれもハイライトとは言え、オペラ初心者の私には手応え十分の2枚組である。ところどころ聴き覚えのある歌、メロディが流れると自然と穏やか?になる。
さて上記○印、シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団演奏の3作品を連続視聴。歌手が前に出て背景にオーケストラ、というのが自然で良いです。シノーポリはこの3作品全て、ソプラノをミレッラ・フレーニに託してますね。テノールにはプラシド・ドミンゴホセ・カレーラスを起用。
いやー、ソプラノが気持ち良いですねえ~ どうしてこんなにも気持ち良く歌えるんでしょうねえ、聴いている方もなんか心地良い気分になってしまいますね。全身が楽器になってんでしょうね~
《トスカ》第3幕カヴァラドッシ役、プラシド・ドミンゴの歌に替わりました。テノールも良いですねえ~ そしてトスカ役の、ミレッラ・フレーニです。オーケストラが劇的な盛り上がりを聴かせます。全体を俯瞰するような?指揮で聴かせるシノーポリ。ハイライト版ですので全曲盤に比べると短時間とは言え、濃縮版とでも評せましょうか、このCD2枚組はとても満足の行く作品集です。ソプラノもテノールもとにかく美しい。自認オペラ初心者の私には愉しく聴く時間を得て感謝しきりです~ シノーポリはやはり凄い指揮者のようです。


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