福岡タワーとの対話

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シノーポリの指揮でマーラーの「交響曲第3番ニ短調」を聴きかじる

2015年05月31日 21時05分08秒 | 音楽、聴きかじり
2015年5月31日日曜日、天候晴れ。午後8時過ぎ現在時外気温21℃湿度87%、西北西の風3m/s。
5月の最終日と重なった日曜日、チャリで渡る愛宕大橋上から見かけた、潮干狩りを楽しむ少なからずの人々。ほとんどが親子連れの様子、博多湾は今日も大潮か?

さて、シノーポリ。今日はこの1枚を加えたい。
Mahler: Symphony #3

Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra
グスタフ・マーラー作曲:交響曲第3番ニ短調
アルト:ハンナ・シュヴァルツ
合唱:ニュー・ロンドン児童合唱団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団&女声合唱団
録音:1994年1月、2月 ロンドン
第1楽章冒頭、8本のホルン。金管楽器群の透明な音が美しい。力強く決然と(Kräftig. Entschieden.)、32分21秒に及ぶ長大な楽章。
“8本のホルンの斉奏で出るのが第1主題。この主題はブラームスの交響曲第1番のフィナーレ主題の進行や、同じくブラームスの『大学祝典序曲』に用いられた学生歌「僕らは立派な学び舎を建てた」と似ている。金管や打楽器に重々しい行進曲のリズムが現れ”この部分を他の指揮者、オーケストラ(バーンスタイン&ニューヨーク・フィル、マゼール&ウィーン・フィル、クーベリック&バイエルン放響、アバド&ベルリン・フィル他)と聴き比べてみたが、明らかに違うものは『音の透明感』ですね(私観です)。フィルハーモニア管弦楽団の奏でる金管楽器群の透明感、これに集約されそうだ。
未だ僅かしか聴いていないシノーポリ作品だが、ヴェルディ、プッチーニ、エルガー、チャイコフスキー等で感じたのは音の透明感です。録音技術なのか会場なのかは判りませんが、多分にこの指揮者の音楽表現の一つなんだろうと(勝手にですが)思います。
マーラーの作品は演奏時間がどれも一様長くて参りますが、それも作者の音楽表現である以上、聴き通して初めて作者の意図に触れる訳ですよね(泣) ただ、あんまり長いと途中で不安になりがちで。
それに比べ、最近良く聴くようになったオペラの合唱曲集なんぞは良いですよね。長くもなくそれでいてちゃんとストーリーを感じたりして・・・
さてそろそろ、例の番組が始まりますので、今夜はこの辺で・・・


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