福岡タワーとの対話

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メンデルスゾーンの「弦楽のための交響曲」を聴きかじる

2015年11月14日 20時27分24秒 | 音楽、聴きかじり
2015年11月14日日曜日、天候曇り時々雨。午後8時25分現在時外気温20℃湿度68%、西南西の風2m/s。

メンデルスゾーンの「弦楽のための交響曲」を聴きかじる。

The Complete Symphonies

Symphony For Strings #1- #13 (Kurt Masur: Leipzig Gewandhaus Orchestra)
メンデルスゾーン作曲:弦楽のための交響曲全曲(第1番~13番)
指揮:クルト・マズア
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:1971年11月

このアルバムを聴くきっかけは、この番組だった。

朝の出勤前、再放送で流れた曲だ。幸いにも所蔵の中にあったので聴いてみることにした。案の定、未再生のアルバムだった。
驚いたのが作曲時の年齢、メンデルスゾーン12歳~14歳にかけて作曲、しかも「メンデルスゾーン家で毎週開催されていた日曜音楽会において演奏するために作曲」したとは、何と優雅で贅沢なことか! 曲を通して感じたこと、メンデルスゾーンは間違い無く天才だった! いずれの曲も先へ先へと聴きたくなる。38歳で夭逝したメンデルスゾーンだが、彼が遺した数多くの作品にはバッハ、ベートーヴェン、モーツアルトの影響を受けたと思われ、「弦楽のための交響曲」はその趣きが顕著に現れている。
クルト・マズアの指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏は、重厚さの中に軽快さを併せ持つ味わいがあり、非常に好感が持てる。他に聴き比べ出来るわけではないが、時折り聴いてみようかと思わせるイヤミのない演奏に仕上がっているようだ。

残念なことに既に廃盤扱いとなっているようだが、機会があれば読者の方もお聴きになっては如何でしょうか?



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
早熟の天才 (木曽のあばら屋)
2015-11-15 07:15:20
こんにちは。
フェリックス・メンデルスゾーンの十代の作品を聴いていると、
空恐ろしくなってきますね。
こういうのを天才というんですね。
しかも自宅にコンサートホールがあって、お抱えの楽団があって、
ゲーテやヘーゲルが聴きに来てたっていうんですから凄いです。
返信する
驚きました! (chimao_fuku)
2015-11-15 10:06:11
木曽のあばら屋さん
こんにちは~コメント有難うございます。
コンサートホールにお抱えの楽団とは、これまた驚嘆ですね!天才が天才を聴く、これもまた凄い風景ですねえ。
返信する

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