ホームページ翻訳は、近年の訪日外国人観光客数の増加により需要が拡大中で、何らかの対応を検討する企業も多くなっています。インバウンド対応の中でホームページ翻訳がどれだけ外国人観光客に参考されるか、果たしている役割も決して小さくありません。いまは、翻訳対象となっている言語として英語もちろん、中国語と韓国語は定番で揃わなければいけませんが、それだけでは来日外国人のニーズに満足できずに、ほかにスペイン語、ポルトガル語、タイ語…なども対策していく必要があります。
国別の訪日外国人観光客数は1位中国、2位韓国、3位台湾となっていますが、ビザ要件の緩和以降タイからの観光客数も大きな伸びを見せていますし、一度の滞在日数が長い欧州からの観光客への対応も必要不可欠です。では具体的にどんな場面での翻訳が必要かというと、観光地・交通機関がもちろん、宿泊施設・ショッピング・レストランと多岐にわたっています。とくに来日観光客を呼び込みたいホテル、旅館、民宿などの宿泊施設では、ホームページの多言語化や外国の旅行予約サイトへの掲載が増えてきていますし、レストランでは外国語バージョンの料理メニューの作成を行っています。
翻訳というと難しく考えてしまうかもしれませんが、最近では便利なツールがいくつも出てきています。たとえば接客のための会話の翻訳例を掲載した無料翻訳サイトや、無料の音声翻訳アプリもあります。こういったツールを上手に利用すれば費用を抑えた言語対応が可能になりますが、最終的に人力による翻訳チェックがなくてはならないものです。様々な翻訳手段を生かしながら、ホームページ翻訳を多言語化して、今後も増加が予想される訪日外国人観光客に上手に対応したいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます