今朝、チップが亡くなってしまった。
死ぬ前に、今まで聞いたこともないような声でとても痛そうに鳴いた。
私のせい?
死んでしまった。
8月19日の夜、ご飯が食べられなくなってから、補液ができた2日間を除いて、なにも食べていなかったチップ。
苦しい毎日から少しでも速く楽になって欲しいと思っていたけど、その時が来たら、「死なんで、死なんで、お願い。」と口にだして言っていた。
死の間際で、もどしそうになっていたけれど、出すものがなにもなかった。
可哀想なチップ。
きっと、今は楽になってカリカリを食べたり、走ったりしているだろう。
必ず、そうであって欲しい。
亡骸はすぐには固くも冷たくもならず、抱き締めているうちに見開いていた目が少し閉じて、そのあとずっと生きているように見えた。
田舎なので敷地内に埋葬した。
ガンダルフの隣に。
乗り越えないといけない。家族に迎えたときから、始めから分かっていたことだ。
乗り越えるためにどんどん泣こうと思う。
人の見ていないところでね。
心配して旦那が駆けつけてくれた。
娘と孫たちも。
孫はまだ、死が分からない。
でも、埋葬しているときに泣いている私を見て、今すぐばぁばに遊んで欲しいと言うのをやめた。
チップが亡くなったら、猫用品は全て処分しようと思っていた。
が、キッカーすら洗濯して干した。
おそらく捨てられないだろう。