千歳山研究所

ふるさとの名山、千歳山に思いをはせる野鳥写真初心者

スピッツさん 「花の写真」

2011年09月23日 | スピッツ

「花の写真」はシングル「つぐみ」(2010年6月発売)に収録されています。

アルバムは「とげまる」です。

 

カントリー&ウエスタン調の楽しい雰囲気の曲です。

ブンチャッ、ブンチャッに合わせて、思わずかかとでリズムをとってしまいます。

マンドリンとペダルスティールギターで佐橋さんが参加しています。

スティールギターはさすがに達者で、その味のある音は

この曲の大きなアクセントになっています。

 

 

去年、遠くに住んでいる君に花の写真を送りました。今年もその花が咲いたのでまた送りますと、

それだけだったら、ほんとに聞いているほうも「どうでもいいような」薄味の歌でおしまいです。

 

「君」についてわかることは、

・遠くに住んでいるようだ

・大事な人らしい

・ときどき泣きそうになる人みたいだ

ということぐらいです。

 

僕についてはどうでしょうか。

・花の写真を送ることが君と僕をつなぐ細い糸になっていて、

 その糸は切れないでほしいと思っているようだ

・写真にそえる手紙には重要なことは書いていない 書きたいけど書けないのかもしれない

・「届きますように」とわざわざ願っているのは写真ではなく、

 その言葉にできない気持ちと思われる

・何気ないふりをして写真や手紙を送ることが、君の状況の変化によってできなくなることを

 恐れている

・それでも、君と僕が日々安らかに暮らせることを祈っている

・風が強くても、靴擦れしていても、水たまりがあるとさっと飛び越えたくなる人らしい

・古ぼけた街に住んでいて、鼻炎の疑いがある

 などなど。

 

これらをもとにもう一歩踏み込んでみます。

・僕も君も年齢は20代後半から30代前半

・ふたりは数年~10年前ぐらいに出会っている

・僕は君に恋心を抱いているが、君とつき合ったこともなければ思いを告げたこともなく、

 僕の気持ちを君は知らない

・あるいは恋人同士だったかもしれないが、何らかの理由できれいにお別れをして、

 今は別々の土地に住んでいる

・ふたりとも現在独身

 

昔好きだった人の幸せを祈っていますという単純な歌ではなくて、

まだ好きなんだけど、この気持ちに気がついてくれないかな、ということでしょうか。

 

生々しく言えば、もうそろそろ身を固めたいが、なかなかいい人と巡り合えない。

君もまだ一人でいるらしいから、まだ間に合うならお嫁さんにできないかな。

まあ、その気持ちはわかります。よーくわかります。

 私も同じようなシチュエーションで(自分は向こうから告白されましたが)、

そしてつき合うという経験をしましたから。

 

でも、経験者は言います、やめといたほうがいいよって。

人っていうのは変わるのよ、やっぱり。いつまでも以前の……

 

これ以上はブログに書けない ジャーン、ジャッジャッ、ジャーン

おしまい

 



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