41歳の秋。
それは突然に。
なんとなく、頭部の違和感が夏から続いていて、耳鼻科にしばらく通っています。
おでこから上唇にかけての違和感。
腫れてるような、麻痺してるような、なんか皮膚を取ってつけたような…。
とにかく痛いわけじゃないけど、ずーっと違和感があるのです。
頭が重たい、すぐに頭が痛くなる。
それ以外には、目が見えにくいな、かすむな、焦点があってないような?と思うことも。
耳鳴りもたまにしていました。
疲れが溜まったのか、一度眉間の辺りが腫れたこともあり、別の日に上唇が腫れたこともありました。
腸炎で家族全員ダウンした時、私だけなかなかの頭痛がありました。
耳鼻科での診断は、目と目の奥あたりの副鼻腔炎。
抗生物質を飲みながら10月9日から治療中。
10月23日には市立病院でCTも撮ってきちんと確認してもらいました。
少し気にしていた鼻周辺の腫瘍などはなく、安心。
けど、鼻水や鼻詰まりの症状はそんなに酷くないし、とにかく気になる。
そこで、すぐ近所に脳神経外科がある事から、時間ができた時にふらっとMRIを撮ってもらいに行きました。
予約なしで撮れるんですねぇ、MRIが(驚)
初めてのMRI。
おー、これが工事現場みたい、と言われてる音かー!
頭動かせないのしんどいなー。
あと何分くらいかなー、と思いながら検査終了。
その後の先生の説明で、
「うん、副鼻腔炎の所見はあるねー。
あとは正常だとおもうよー。」
と、ほっとしながら、順番にMRIやMRAの画像の説明を興味深く聞いていました。
ま、検査料も安心料だと思えば良かったかなー、ってこの時までは思っていました。
MRA(脳血管の画像)を先生と見ていると、
「んー、動脈硬化が少しあるねー。
ん?あれ?あ、あるなぁ…右側に小さい動脈瘤…」
のうどうみゃくりゅう…??
え?
あの、脳動脈瘤、ですか…
「2.6ミリくらいかな。
最後に詳しく説明するね」
そこからは、とりあえず先生の説明に「ほう、ほう、へー、そうですか…」と聞くしかなく。
とにかく、
・3ミリ以下だから、まず破裂する確率は限りなく0に近いこと。
・定期的にこれから経過観察する必要があること。
・まだ若いので念のため次回は3ヶ月後、1月にMRIを撮ること。
・経験したことの無い激しい頭痛が来たらすぐに救急車を呼ぶこと。
・大きくなったり、形がいびつだったりした場合は治療の必要が出てくること。
などは理解しました。
そして、先生の
「ご家族にも説明が必要なら、いつでも来てください」
という言葉で、これはちょっと大変なことなのかも、と認識しました。
そしてもう一つ、言ってもらって良かったな、と思ったのがコレ。
「ネットで検索するのは良いけど、誰が書いたか分からない記事は信用しちゃダメだよ。
どこの病院のなんて名前の医師が書いたか監修したか、確認できるような記事だけ読みなさい。
不安を煽るような物は見ないように。」
どうしたって検索魔になるのは仕方ない。
だけど、最初に先生から言ってもらったおかげで、今のところ病気についてはきちんと理解できてると思う。
なんとなく、近い将来治療をしなきゃいけないだろうなぁ…
まだ夫にしか話してない。
両親には来週話そう。
子どもたちには、1月の検査結果次第で伝えよう。
うん、脳動脈瘤が頭の中にあると分かってしまった以上、毎日不安だし一抹の恐怖もあるけれど。
わたしは、きっと頑張れる。