ここのところ、実家に電話を入れると、必ず被害にあった父の書斎の片付けをしている母の愚痴を聞かされることになります。
母曰く、父が溜め込んでいる数々の本や書類、標本など、一緒に片付けしていると、父が思い出にふけってしまって、ちっとも片付かない、とのこと。だから、父が出かけているときにこっそり捨ててしまうんだと言ってました。そして、私には父に言い聞かせてくれと・・・
今日は父が家にいるので、電話をしておいてくれと昨日母に頼まれていたので、先ほどちょっと電話してみました。
母は今日こっそり片付けたものを田舎のおうちで燃やしちゃおうって、出かけていて留守なんです。
電話に出た父曰く、母が何でもかんでも捨てろ捨てろと煩くてかなわん、と。
自分が今までがんばってきた証を捨てられるのは、我慢がならないらしいです。
高校教師をしながら、茨城の自然を守ろうと環境調査や自然観察会などいろいろな活動をしてきた父を誇りに思っている私には、さすがに父の思い出を捨てろとは、言えません。
そうは言っても、言い出したら聞かない母のこともわかっているので、どうしても捨てられたくないものは、どこかに隠しておきなさいと・・・。
これで、また母に愚痴られるんだろうなぁ・・・
何でも溜め込む父と、何でも捨ててしまう母・・・このバランスを保つのが私の役目なのかな?
こういう親孝行の仕方もありってことで・・・がんばろう、私