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聴刻堂日乗

映画「万引き家族」

「万引き家族」を観た。

家族って自然になるものじゃない。
でしょ?って問われてる様に感じ、
だよね、って思いながら観た。

愛情とか優しさという言葉は。
使われ過ぎて却って解りにくい。

痛みを解ってあげるとか。
生活のために助け合うとか。
一緒に暮らす仲間と認めるとか。
そんな具体的な行為でのつながり。
それが家族の要件でしょ?

虐待する実の親と共に暮らすより。
血縁のない"家族"との方が幸せ。

でも、いまの法律や社会制度では。
それがなかなか難しい。
「私達じゃダメなのよ」
逮捕された"母親"の接見時の言葉。

万引き、死体遺棄、年金不正受給。
無茶苦茶な万引き家族たちだが。
だた家族の要件に関しては正しい。

酷すぎる実の親が実際にいる。
親を選べない子はどうするんだ?
柵から覗く少女は救えないのか?

いまの法律や社会制度はあまりに、
親任せにし過ぎてるかもしれない。

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