映画「タクシードライバー」。
1976年公開のアメリカ映画。
カンヌのパルムドールを受賞。
名作と言われる映画だ。
この映画は初めて観たんだけど。
なんだか昔観た映画と似てる。
「イージーライダー」とか。
「俺たちに明日はない」とか。
若者の鬱屈が狂気を帯び始め。
最後には暴発してしまう。
ベトナム戦争を時代背景とした
アメリカン・ニューシネマ。
でも当時に限ったことじゃない。
現代アメリカでも銃乱射が起きる。
日本でも電車や街で無差別殺人。
異常な事だが特殊な事ではない。
いつの時代も、どこの街でも。
都会やメディアやネットでは。
自分以外の人の幸せで溢れてる。
その鬱屈が時には狂気を帯び、
狂気は孤独によって膨張する。
誰にも起こり得ることやけど。
同情や共感はやはりできんなぁ。