映画「SKIN 短編」を観た。
2018年アメリカの短編映画。
監督はガイ・ナティーブ。
人種差別主義者の男と妻子の話。
わずか20分だが内容は濃い。
いろいろ考えさせられる。
人種差別主義者たちの愚かしさ。
黒人たちの被る暴力の理不尽さ。
銃社会の危うさ。
アメリカ社会の分断の深刻さ。
子供の教育についても深刻だ。
両親に委ねてしまって良いのか?
公共的な関与も大事だと思う。
児童虐待、貧困の連鎖、宗教二世
などの問題と根は同じだろう。
監督が長編映画版の出資を募る
ために自己資金で製作した短編
らしい。それが第91回アカデミー
賞で短編映画賞を受賞した。
短い中に、ギュッと詰まってて、
ズンと重くて、ゾクッとする。
受賞に相応しい映画だと思うよ。