映画「かもめ食堂」。
観る前の予備知識は殆ど無く。
地方の港町が舞台かと思ってた。
全然違って舞台はフィンランド。
行ったことないし空気感が掴めん。
映画を観ていくうちになんとなく。
ゆったりとした時間の町のようだ。
そんな町の中でもさらにゆったり。
という雰囲気の食堂のお話。
店を開いた主人公の日本人女性。
ふとした縁で手伝う日本人女性。
さらにもう一人加わって。
三人ともスローテンポで。
そのテンポが微妙にずれていて。
何度もくすっと笑ってしまった。
それぞれに事情はあるけれど。
将来に不安もあるけれど。
なんとか大丈夫、・・・多分。
と今日を前向きに過ごす。
人は変わらない訳にはいかない。
そんな覚悟を持ちつつも。
変わらない今日を楽しむ。
なかなか魅力的な心境かもね。
ちなみに、この映画。
日本人男性は出てこない。
この空気感に不似合いなのかな。