アニメ映画「二の国」を観た。
2019年公開。
原作はレベルファイブの人気RPG。
製作総指揮・脚本は日野晃博、
レベルファイブの創業社長さん。
監督は百瀬義行。
音楽は久石譲。
スタジオジブリゆかりのコンビだ。
RPG全般やったことはないが、
世界中で多くの人を魅了するのだ。
質の高さを期待してみよう。
映画としては、子供向けだった。
画も、物語の展開も超シンプル。
期待した音楽も印象は薄い。
それら全部に目をつぶってみる。
"一の国"と"二の国"という設定。
二つの世界の命のつながり。
どちらの命を選ぶかのジレンマ。
プロットだけ考えると悪くない。
だから最後までなんとか観れた。
プロットは良いが満足度は今一つ。
なぜだろう?と考える。
主人公や登場人物の造形の問題か。
子供向けだと内面が単純化される。
自分を投影しにくかったり。
魅力をさほど感じられなかったり。
個人的な嗜好の問題かもしれないが
映画は魅力的な人物に出逢いたい。