映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」
を観た。
2023年公開の日本映画。
監督は渡辺一貴。
脚本は小林靖子。
原作は荒木飛呂彦。
出演は高橋一生、飯豊まりえ
木村文乃ほか。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の
スピンオフ作品を、実写化した
NHKドラマの劇場版。
「ジョジョ・・・」は昔読んでた。
世界観はだいたい解かる。でも、
岸辺露伴の出てくるのは読んでな
いし、TVドラマも観ていない。
なるほど、岸辺露伴ってこういう
キャラなのね。それが個人的には
一番の収穫。
"世界で最も黒い絵"という着想と、
そこから紡がれる物語は面白かっ
た。でも一本の映画としてはどう
なんだろう。
ミステリー"風"だし、ホラー"風"
でもあったけど、あくまでも"風"
なのだった。岸辺露伴がこだわる
リアリティに欠けるのはなんとも
皮肉な感じだ。
映画の中でリアリティがあったの
はルーヴル美術館のロケ映像。
あれは珍しいかも。
何はともあれ、初めての岸辺露伴
体験。楽しませていただきました!