こんにちは~
今日はベランダに出ても暖かく、青空が広がるいいお天気ですね~。
息子たちとゆっくりした時間が流れます
このお方、ケージ生活が嫌になって出たい出たいと言うんじゃないかというアタシの不安は、
今のところ全く皆無であります。
まだ十分に体重をかけられないというのは、チャオ自身わかっていて、立っている時も自分でちゃ~んと悪い方にはあまり体重をかけていません。
跛行(びっこを引いている状態)でのケージ内での移動。
弟に狙われたら、負ける、逃げられないのは必至。
ケージ内が安全であり、ここが自分だけの場所。と実は気に入っていたりします
だってね、抱っこしてケージから離れて、違う部屋に連れて行こうものなら、「(に)ゃ~ん」って鳴く
そして、ケージが見えたら、必死に帰ろうとするんですよぉ
だから、今、ケージの中では、こ~んなに無防備。襲われる弟もいない。
「日向ぼっこで喉乾いたな。」
「どっこらしょっと」
と、腹筋を使って起き上がり、
そのまま
水を飲む・・・
そして、
そのまま
「コロン・・・」
と転んで
寝る・・・
プププッ。上半身起こしただけやん
足の位置、変わってへんやん
ズボラも覚えたチャオでした~
いやいやいや、
確かにね、ベッドの上で生活をしなければいけない方々のベッドの上は、それはそれは結構毎日汚れます。
食べ物が落ちたり、いろいろね。
チャオも例外ではありませぬ
トイレの砂も、昨日夜勤から帰ってきたら、すごいことになっておりました
砂がマットの上にこんもりと・・・
砂、掻きすぎやろ
環境・・・
ナイチンゲールよ。
アナタはやっぱり偉大だ。
看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、食事を適切に選択し管理すること――
こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えることを意味すべきである
まさに、チャオにとても大切な物ばかりだ
頑張れチャオ。
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本日もご訪問ありがとうございます
~チャオ、骨折治療日記9~
昨日の1月30日、術後27日目。チャオの受診日でした。
ヒトなら確実に免荷(折れている足に体重をかけてはいけない)だけど、チャオは立ってるんですが、いいんですかね。
と聞いてみたところ、
「いいですよ。立ったり、ケージの中で動くのはいいことです。ケージの中でなら動いてもらってください。
筋力低下を防げます。」
ということだった。えぇんや。立ってえぇんかとちょっとビックリしたが、ホッとした
それなら、今、チャオのマイブームもさせてあげられる。
なぜか夜に多いんだけど、写真撮れてないので、紹介できな~い。
体重は、創外固定入れて、3.45kgということは、骨折の時に痩せてから、増えてないなぁ。
結構食べてるのになぁ。
問題のレントゲン。
先生に、「アタシがチャオを持って固定してもいいですかその方が大丈夫だと思うんです。」と提案した。
アタシが医療従事者ってこともあるだろうと思うけど、プロテクターをつけて、
先生と一緒に3枚撮りました。
やっぱね、アタシが持つと全然暴れないのね。
少しは怒ったり動くけども、可愛くシャーって2回言っただけ。
「やっぱり固定が上手ですね。病院でも撮ってるんですか」って聞かれたけど、
「病院にはレントゲン技師がいますから、アタシは入りませんよ。」と答えました
固定と言われると、確かにアタシはうまいのかもしれない。
認知症がある患者さんで慣れているせいかもしれないけど、固定の仕方がうまいから、息子たちのケア的な事も簡単にできるのかもしれないな
チャオがいとも簡単にレントゲンが撮れて結構拍子抜けだったんだけど、
「次からもレントゲンはお母さんに固定してもらった方が、チャオちゃんにも良さそうですね。」と言ってもらえました。
で、問題のレントゲン。
結果。
簡単に言うと、まだ仮骨形成は見られません。
今日は、自分のためにもちょっと勉強。
~骨折の治癒過程~
参考資料1
参考資料2
これを文章で表すと
<骨折の治癒過程>
①第1期(骨折血腫期)8~10日
骨膜・骨髄・筋肉・血管が損傷され,血腫を作る→損傷血管が収縮して出血が止まると炎症が起こり,
血腫は組織化→骨膜肥厚→血管多くなる→細片の骨髄は血液と混じって灰白色の組織に変わる→凝固した血液は赤色の組織となる→
小骨折片はこれら増殖した組織の中に埋もれる。
②第2期(骨一次性仮骨形成期)10~25日
増殖した組織は周囲と明らかに区別し得るようになり,白みがかって線維軟骨の硬さになる(初期仮骨)→骨膜を通じて癒合する
③第3期(造骨細胞増殖・分化期)20~60日
この期間は年齢や健康状態により異なる。
初期仮骨は縮小→全体が骨になる(骨海綿質の性質も持つ)
④第4期(硬化期)50~6ヶ月
海綿骨様仮骨は硬い骨に変わる(終末仮骨)
⑤第5期(改変期)4~12ヶ月
正常な骨膜に包まれた完全な骨となる。
チャオは骨折により、かなりの内出血は見られた。
だけど、もともと、皆さんもある、弁慶の泣きどころの向こうスネ。
この向こうスネは、骨折の中でも治りにくい場所と言われています。
骨は筋肉に囲まれていることが多いですが、脛骨の前から内側にかけては筋肉がなく、皮膚の下に直接骨を触れることができます。
そのため脛骨が骨折すると,骨折部の端は鋭利な刃物のような状態になって容易に皮膚を突き破り,骨折部と外部とがつながった状態になりやすいです。
今回チャオは、運良く開放骨折にはならずには済みました。
だけど、
骨折が治るには骨折部周囲の血流が豊富なことが重要ですが,脛骨の下半分は、筋肉が腱に移行する部位のため骨周囲の血流に乏しいため
その部での骨折は治りにくいのです。
なので、まだ第2期の仮骨形成ができていません。
ヒトの成人でも脛骨骨幹部骨折の治癒期間は、14~20週のようです。
チャオは、9歳だし、きっと20週はかかるんだろうな。と最初から腹をくくっていました。
仮骨とは、
参考資料3
と図で書くとこんな感じです。アタシが書いたんじゃないよ
ヒトの脛骨骨幹部骨折の画像があったので、参考に。
参考資料4
チャオもこんな形で治っていくと思われます。
ほら、アタシが左の中指を骨折した時。
あの時も、すごい内出血から、仮骨形成で関節部が太くなって、ちゃんと曲がるようになるには半年ほどかかったし、(仮骨が出来て骨がくっつくのは1~2ヶ月)
仮骨から骨になって大きくなった関節が元の指輪が入るようになるには、2年ほどかかりました。
本のちょっとの骨折でそうなんだから、あれだけの骨折だったら、すごいかかるんだろうなぁ。
その上、脛骨だと、足の長さの違いが左右で違ってくるかもしれません。結構複雑に小さくも折れてるしなぁ。
でもきっと、時間はかかっても、また走れるようになると信じていますよ~
先生がすごく気を遣ってくれて、仮骨がまだ形成されていないけど、これから・・・みたいな事を一生懸命言ってくださいました。
「大丈夫ですよ。最初から夏までかかるな。って腹をくくってますから。」と伝えたら、ちょっとホッとしてました
今回のレントゲンで、転位(ズレ)はありませんでした。これが一番心配だったし、ホッとした
ただね、主治医の先生、この3月で退職して関東に帰られるようなんです
「3月の末に、抜釘の日を決めることができれば・・・」とおっしゃっていましたが、微妙なところです。
きっと、主治医は変わるでしょうねぇ。3月にしっかり仮骨ができて抜釘できるとは思えない・・・
とても優しくて、爽やかな先生なのになぁ。
2年後くらいに関東で開業されるようですよ。それまでは町田あたりの病院で働かれるそうです。
最後まで見ていただいてありがとうございます
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今日はベランダに出ても暖かく、青空が広がるいいお天気ですね~。
息子たちとゆっくりした時間が流れます
このお方、ケージ生活が嫌になって出たい出たいと言うんじゃないかというアタシの不安は、
今のところ全く皆無であります。
まだ十分に体重をかけられないというのは、チャオ自身わかっていて、立っている時も自分でちゃ~んと悪い方にはあまり体重をかけていません。
跛行(びっこを引いている状態)でのケージ内での移動。
弟に狙われたら、負ける、逃げられないのは必至。
ケージ内が安全であり、ここが自分だけの場所。と実は気に入っていたりします
だってね、抱っこしてケージから離れて、違う部屋に連れて行こうものなら、「(に)ゃ~ん」って鳴く
そして、ケージが見えたら、必死に帰ろうとするんですよぉ
だから、今、ケージの中では、こ~んなに無防備。襲われる弟もいない。
「日向ぼっこで喉乾いたな。」
「どっこらしょっと」
と、腹筋を使って起き上がり、
そのまま
水を飲む・・・
そして、
そのまま
「コロン・・・」
と転んで
寝る・・・
プププッ。上半身起こしただけやん
足の位置、変わってへんやん
ズボラも覚えたチャオでした~
いやいやいや、
確かにね、ベッドの上で生活をしなければいけない方々のベッドの上は、それはそれは結構毎日汚れます。
食べ物が落ちたり、いろいろね。
チャオも例外ではありませぬ
トイレの砂も、昨日夜勤から帰ってきたら、すごいことになっておりました
砂がマットの上にこんもりと・・・
砂、掻きすぎやろ
環境・・・
ナイチンゲールよ。
アナタはやっぱり偉大だ。
看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、食事を適切に選択し管理すること――
こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えることを意味すべきである
まさに、チャオにとても大切な物ばかりだ
頑張れチャオ。
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~チャオ、骨折治療日記9~
昨日の1月30日、術後27日目。チャオの受診日でした。
ヒトなら確実に免荷(折れている足に体重をかけてはいけない)だけど、チャオは立ってるんですが、いいんですかね。
と聞いてみたところ、
「いいですよ。立ったり、ケージの中で動くのはいいことです。ケージの中でなら動いてもらってください。
筋力低下を防げます。」
ということだった。えぇんや。立ってえぇんかとちょっとビックリしたが、ホッとした
それなら、今、チャオのマイブームもさせてあげられる。
なぜか夜に多いんだけど、写真撮れてないので、紹介できな~い。
体重は、創外固定入れて、3.45kgということは、骨折の時に痩せてから、増えてないなぁ。
結構食べてるのになぁ。
問題のレントゲン。
先生に、「アタシがチャオを持って固定してもいいですかその方が大丈夫だと思うんです。」と提案した。
アタシが医療従事者ってこともあるだろうと思うけど、プロテクターをつけて、
先生と一緒に3枚撮りました。
やっぱね、アタシが持つと全然暴れないのね。
少しは怒ったり動くけども、可愛くシャーって2回言っただけ。
「やっぱり固定が上手ですね。病院でも撮ってるんですか」って聞かれたけど、
「病院にはレントゲン技師がいますから、アタシは入りませんよ。」と答えました
固定と言われると、確かにアタシはうまいのかもしれない。
認知症がある患者さんで慣れているせいかもしれないけど、固定の仕方がうまいから、息子たちのケア的な事も簡単にできるのかもしれないな
チャオがいとも簡単にレントゲンが撮れて結構拍子抜けだったんだけど、
「次からもレントゲンはお母さんに固定してもらった方が、チャオちゃんにも良さそうですね。」と言ってもらえました。
で、問題のレントゲン。
結果。
簡単に言うと、まだ仮骨形成は見られません。
今日は、自分のためにもちょっと勉強。
~骨折の治癒過程~
参考資料1
参考資料2
これを文章で表すと
<骨折の治癒過程>
①第1期(骨折血腫期)8~10日
骨膜・骨髄・筋肉・血管が損傷され,血腫を作る→損傷血管が収縮して出血が止まると炎症が起こり,
血腫は組織化→骨膜肥厚→血管多くなる→細片の骨髄は血液と混じって灰白色の組織に変わる→凝固した血液は赤色の組織となる→
小骨折片はこれら増殖した組織の中に埋もれる。
②第2期(骨一次性仮骨形成期)10~25日
増殖した組織は周囲と明らかに区別し得るようになり,白みがかって線維軟骨の硬さになる(初期仮骨)→骨膜を通じて癒合する
③第3期(造骨細胞増殖・分化期)20~60日
この期間は年齢や健康状態により異なる。
初期仮骨は縮小→全体が骨になる(骨海綿質の性質も持つ)
④第4期(硬化期)50~6ヶ月
海綿骨様仮骨は硬い骨に変わる(終末仮骨)
⑤第5期(改変期)4~12ヶ月
正常な骨膜に包まれた完全な骨となる。
チャオは骨折により、かなりの内出血は見られた。
だけど、もともと、皆さんもある、弁慶の泣きどころの向こうスネ。
この向こうスネは、骨折の中でも治りにくい場所と言われています。
骨は筋肉に囲まれていることが多いですが、脛骨の前から内側にかけては筋肉がなく、皮膚の下に直接骨を触れることができます。
そのため脛骨が骨折すると,骨折部の端は鋭利な刃物のような状態になって容易に皮膚を突き破り,骨折部と外部とがつながった状態になりやすいです。
今回チャオは、運良く開放骨折にはならずには済みました。
だけど、
骨折が治るには骨折部周囲の血流が豊富なことが重要ですが,脛骨の下半分は、筋肉が腱に移行する部位のため骨周囲の血流に乏しいため
その部での骨折は治りにくいのです。
なので、まだ第2期の仮骨形成ができていません。
ヒトの成人でも脛骨骨幹部骨折の治癒期間は、14~20週のようです。
チャオは、9歳だし、きっと20週はかかるんだろうな。と最初から腹をくくっていました。
仮骨とは、
参考資料3
と図で書くとこんな感じです。アタシが書いたんじゃないよ
ヒトの脛骨骨幹部骨折の画像があったので、参考に。
参考資料4
チャオもこんな形で治っていくと思われます。
ほら、アタシが左の中指を骨折した時。
あの時も、すごい内出血から、仮骨形成で関節部が太くなって、ちゃんと曲がるようになるには半年ほどかかったし、(仮骨が出来て骨がくっつくのは1~2ヶ月)
仮骨から骨になって大きくなった関節が元の指輪が入るようになるには、2年ほどかかりました。
本のちょっとの骨折でそうなんだから、あれだけの骨折だったら、すごいかかるんだろうなぁ。
その上、脛骨だと、足の長さの違いが左右で違ってくるかもしれません。結構複雑に小さくも折れてるしなぁ。
でもきっと、時間はかかっても、また走れるようになると信じていますよ~
先生がすごく気を遣ってくれて、仮骨がまだ形成されていないけど、これから・・・みたいな事を一生懸命言ってくださいました。
「大丈夫ですよ。最初から夏までかかるな。って腹をくくってますから。」と伝えたら、ちょっとホッとしてました
今回のレントゲンで、転位(ズレ)はありませんでした。これが一番心配だったし、ホッとした
ただね、主治医の先生、この3月で退職して関東に帰られるようなんです
「3月の末に、抜釘の日を決めることができれば・・・」とおっしゃっていましたが、微妙なところです。
きっと、主治医は変わるでしょうねぇ。3月にしっかり仮骨ができて抜釘できるとは思えない・・・
とても優しくて、爽やかな先生なのになぁ。
2年後くらいに関東で開業されるようですよ。それまでは町田あたりの病院で働かれるそうです。
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