中編からの続きです。
4.大会が終わったあと、次に向けて
■リストの集計や入賞リストの掲載
大会が終わったあと、「その日の環境はこんな感じで、その中でこのデッキが入賞したのか…」とか、あるいは数年後に「そう言えばこんなデッキがあったなぁ」など、振り返りが楽しいです。
その大会がしっかり運営されていた証拠や、後からの振り返りの要素は次もまた来たいとプレイヤーが思う要素にもなるので、記録に残せるものはどんどん記録に残しましょう!
■反省会、ここ良かったよって褒め合うことも
当たり前の話ですが、次に繋げるためには反省が必要です。
また、褒め合うことは互いに自信を深める要因にもなります。
良かったこと、悪かったことを分析して、次回、次次回とcsをどんどんパワーアップさせていきましょう。
■知り合いに当日あったことを語る
「この日こんなことあったんだ〜」とか、「こういうことやってみたけどどうだった?」など、知り合いに感想を聞いてみたり、当日あったことを話の種にしてみましょう。
こういった会話は、自分を高めてくれる要因になったり、あるいはその知り合いにも運営側の楽しさ、あるいは配慮を知ってもらうきっかけにもなります。
■また他のcsや大会に出向く
1度cs運営をしたら、まずcsに出てみましょう。プレイヤーだけしていた時に見えるcsの景色とは全く違う景色を見ることができたり、あるいはプレイヤーをしているだけでは気づけない発見もあったりします。
また、1度運営側に立ったことで、あなたの行動は大会を運営する前より格段に良くなってるはずです。
僕はプレイヤー目線、ジャッジ目線を持った状態で出るcsがとにかく楽しくて、ジャッジとプレイヤーの両立が辞められないんですよねw
5.最後に
■この大会は、「成功」した?
運営者が大会の成功、失敗をどうやって判断するか?プレイヤー目線からすると別の回答をされることもあるでしょうし、他の定義もあると思いますが、ひとつの正解を僕は教えて貰ったことがあるので共有します。
それは「その日運営者であるあなたは楽しかったか?」です。
運営としてcsを終えた時に、自分をマネジメント出来たかということですね。ひとつの尺度をそこに当てて、他人を楽しませることが出来る、そして自分も楽しむことが出来る。これが出来れば一流の運営者だと思います。
■「良い」運営者になるために
正直な話、ただの運営者になるだけだったら誰でも出来ると思っています。ただ、そこからランクアップさせて「良い」運営になるためにはどうしたらいいか?もちろん裁定に詳しいこと、イカサマを見抜く目など、技術的な点もあります。
でも、僕が1番大事にしていることとして「プレイヤーがその日イベントとして楽しかったと思えているか、そのために尽力できるか」にあると思っています。
どうやったら他人を楽しませられるか、どうやったらストレスのない進行や、あるいは人付き合いができるか。これを一つ一つ精査できる能力のことを、僕は「良い」という言葉で纏めさせていただきます。
長くなりましたが以上です。この記事で、「良い」cs、「良い」運営者、「良い」プレイヤーが増えてくれるといいなあ。
最後まで見てくれてありがとうございました!
p.s 普段は長野県の北部で活動してますが、その近辺で大会運営のため有識者を募集している、なんて案件ありましたら教えてください。僕の都合にもよりますが、出来る範囲でお手伝いさせていただきます。
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