デグーのこむぎと暮らす博士学生の日常

博士課程の備忘録として、日常の出来事を気ままに記録していきます。

講演練習

2019-04-10 10:24:30 | 日記
明日、秋田に戻る。出身高校にて、新入生向けの講演をするお話をいただいたためだ。

1時間という講演時間も、300人という人数も僕史上最大だ。他の講師は現役の医師や官僚など。その中で、まだまだ未熟な僕の話に1時間も付き合ってもらうのは恐れ多いのだが、年齢が近い分だけ伝わりやすいメッセージもあるかもしれないと思い、引き受けた。おそらく期待される発表内容は、高校時代の勉強、大学生活、博士課程や研究全般といったところ。

さすがに、やっつけ仕事で取り組むわけにはいかないので、2月下旬からスライド作成に取り組んだ。それでも準備万端という感は全くなく、昨日KM先生、Yさん、S君に発表練習に付き合ってもらった。同じ立場かそれ以上の人間に自分のこれまでの生い立ちや考えてきたことをアドバイス調で話すのは気恥ずかしかったのだが、確実に聞いてもらえてよかったと思う。3人とも、思いの外響くところがあったようで、面白かったと言ってくれてとても嬉しかった。ブログにもその感想を書いてくれていた。(YさんS君)僕の考えを咀嚼した2人のブログを読んで、それにまた共感してしまった。高校時代に僕は、部活をやりながら受験勉強をしていたので、目標に向かうための長期的な勉強計画を立てたりなどしていた。このやり方を高校生に押し付けようという思いはない。僕にしても計画を立てたりといった考えは自分の中から出てきたアイデアではない。そういうアドバイスをしてくれる人がいたので、それを参考にしたら、自分の性分に合っていたということだ。S君がブログで述べているように進路選択や勉強法の選択といった「選択」は手持ちの選択肢の中ですることが圧倒的に多い。オリジナルなアイデアだと思っても、自分の過去の経験に基づいた無意識な創作であることが多いだろう。したがって、若い世代に向けて選択肢を与えるという意味で自分の体験を話すというのは価値があるのかもしれない。


講演については、昨日の時点で15分オーバーだったので何とかコンパクトにしなくては・・・。


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